今日は何の日:7月25日

試験管ベビーの誕生 1978年7月25日、世界初の体外受精技術(in vitro fertility; 略して IVF)による出産が成功しました。生まれた子供の名前はルイーズ・ブラウン Louise Brown といい、イングランドのマンチェスター郊外にあるオールダム地域総合病院で帝…

今日は何の日:7月24日

キッチン討論 冷戦下の1959年7月24日、モスクワで開かれていたアメリカ博覧会の会場内のキッチン展示場で、東西の両大国の指導者によるディベートが行われました(AFPの記事、BBCの記事)。「キッチン討論」と呼ばれています。論争をたたかわせたのは、ソ連…

今日は何の日:7月23日

ヴィック・モローが事故死 1982年7月23日、オムニバス映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』Twilight Zone: The Movie の撮影中に、ヘリコプターの事故によって主演のヴィック・モロー Vic Morrow (当時は「ビック・モロー」という表記が一般的)と子役2…

今日は何の日:7月22日

エドワード・ホッパーの誕生日 米国の画家、エドワード・ホッパー Edward Hopper は1882年7月22日ニューヨーク州ナイアックで生まれました。ロバート・ヘンライ Robert Henri が教えていたニューヨーク美術学校 New York School of Art で学び、アメリカの普…

今日は何の日:7月21日

アスワン・ハイダムが完成 ナイル川の巨大ダム、アスワン・ハイダムが完成したのは1970年7月21日のことでした(ナショナル・ジオグラフィックの記事)。 ナセル大統領時代のエジプトで最大の国家プロジェクトです。 1954年に建設が決定しましたが、エジプト…

今日は何の日:7月20日

第1回スペシャルオリンピックス国際大会が開会 「スペシャルオリンピックス」とは、知的障害のある人たちのスポーツを通じた自立や社会参加を支援する団体です。米国の故ケネディ大統領の妹、ユーニス・ケネディ・シュライバー Eunice Kennedy Shriver が196…

今日は何の日:7月19日

「ビルマ建国の父」アウンサン暗殺 ビルマ(現ミャンマー)の英国からの独立を目指す闘争は第1次世界大戦後から盛んになり、太平洋戦争中の日本による軍政を経て1948年1月4日にビルマ連邦共和国として独立を達成します。完全な独立を目前に控えた1947年7月19…

今日は何の日:7月18日

S. I. Hayakawa の誕生日 後に言語学者・米国の連邦上院議員となるサミュエル・イチエ・ハヤカワ Samuel Ichiye Hayakawa は1906年7月18日カナダのヴァンクーヴァーで生まれました。学生運動が先鋭化した1960年代後半のサンフランシスコ州立大学で学長代理を…

今日は何の日:7月17日

ニカラグア革命 1937年以来ニカラグアはソモサ家の3代の大統領によって支配されてきました。アナスタシオ・ソモサ・ガルシアとその長男ルイス・ソモサ・デバイレ、次男アナスタシオ・ソモサ・デバイレと親米独裁政権が続き、反体制派の抵抗も続いていました…

今日は何の日:7月16日

『ライ麦畑でつかまえて』刊行 1951年7月16日、米国の作家J・D・サリンジャー Jerome David Salinger (1919-2010) の小説『ライ麦畑でつかまえて』The Catcher in the Rye が刊行されました。名門高校を放校になったホールデン・コールフィールドが一人称で…

今日は何の日:7月15日

マイナウ宣言 1955年7月15日、南ドイツのボーデン湖にある「花の島」として知られるマイナウ島で開かれていたノーベル栄誉者会議で、ノーベル賞受賞者18人が核兵器使用の中止を訴える「マイナウ宣言」 Mainau Declaration を発表しました。ドイツの原子物理…

今日は何の日:7月14日

ビリー・ザ・キッド死す 1881年7月14日、米国の西部開拓時代を代表するアウトローの1人、ビリー・ザ・キッド Billy the Kid ことウィリアム・H・ボニー William H. Bonney がニューメキシコ州(当時は準州)のフォート・サムナーで保安官のパット・ギャレッ…

今日は何の日:7月13日

ライヴエイド 1985年7月13日、飢餓に苦しむアフリカの人々を救うことを目的とした巨大チャリティーコンサート、ライヴエイドがロンドン郊外のウェンブリー・スタジアムとフィラデルフィアのJFKスタジアムで開催されました。 発端は、1984年にエチオピアの窮…

今日は何の日:7月12日

オスカー・ハマースタイン2世生誕 1895年7月12日、米国の作詞家のオスカー・ハマースタイン2世 Oscar Hammerstein II がニューヨーク市で生まれました。「作詞家」としましたが、ミュージカル作家と呼ぶべきかもしれません。歌詞だけではなく脚本も手がけま…

今日は何の日:7月11日

テルスターが史上初のテレビ衛星中継に成功 1962年7月11日、米国の通信会社AT&Tが打ち上げた人工衛星テルスターが、米国とフランスそして英国との間でテレビ映像を通信することに成功しました。12日という日付を採用している文献もありますが、大西洋の両岸…

今日は何の日:7月10日

英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドが最終号を発行 1843年創刊の英国の大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド The News of the World は2011年7月10日、最終号を発行して168年の歴史に幕を閉じました。同紙はメディア王ルパート・マードックが所有する多数…

今日は何の日:7月9日

「金の十字架」演説 1896年7月9日、米国イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で、ウィリアム・ジェニングズ・ブライアン William Jennings Bryan が「金の十字架」演説を行いました。「労働者の頭に茨の冠をかぶせるべきではない。人民に金の十字架を背…

今日は何の日:7月8日

ロズウェル事件 1947年7月8日に米国ニューメキシコ州のロズウェル陸軍飛行場の報道官が、飛行場付近で何らかの飛行物体が墜落したと発表しました。しかし軍はその痕跡を消し、正式な報告は結局なされず、この事件そのものは忘れ去られました。なぜかその後30…

今日は何の日:7月7日

ハワイ併合 1898年7月7日、アメリカ合衆国第25代大統領のウィリアム・マッキンリー William McKinley(共和党)がニューランズ決議と呼ばれるハワイ併合決議案に署名しました。これによって、ハワイ王国を滅亡させて発足したハワイ共和国の主権がアメリカ合…

今日は何の日:7月6日

スコット・ラファロ逝去 ジャズ・ベーシストのスコット・ラファロ Scott LaFaro が1961年7月6日、ニューヨーク州のハイウェイでの交通事故で亡くなりました。25歳の若さでした。 ラファロはビル・エヴァンス Bill Evans のトリオ(もう1人のメンバーであるド…

今日は何の日:7月5日

ケネス・レイ死去 2006年7月5日、米国の大企業エンロンの実質的な創業者だったケネス・レイ Kenneth Lay が心臓発作のため死亡しました。64歳でした。 エンロンはもともとテキサス州の地場の天然ガスパイプライン企業が1985年に合併してできた会社でしたが、…

今日は何の日:7月4日

「この世で最も幸せな男」 7月4日といえばアメリカ合衆国の独立記念日です。1776年のこの日、北米の英国領13の植民地からなる大陸会議 the Continental Congress が独立宣言を採択したのを記念したものですね。ただし、今日は別の出来事を取り上げます。 193…

今日は何の日:7月3日

特に何の区切りでもない日で唐突ですが、このブログで雑学を披露していきたいと思います。範囲は近現代の主に英語圏とします。雑談のネタに使っていただければ。 アイダホ州がアメリカ合衆国に加入 さて、1890年7月3日にアメリカ合衆国に43番目の州としてア…

David Bowie is

今年1月から開かれていた展覧会David Bowie is. 会期終了まで1週間という直前に滑り込むことができた。 中学の時にロックの古典としてZiggy Stardustに触れ、高校ではLet’s Danceのスティーヴィー・レイ・ヴォーンのギターにしびれた自分は熱心なボウイのフ…

ストーナー

新年最初の読書は2015年4月に買ってあって未読だったアメリカの小説『ストーナー』にした。 書かれたのは1965年、著者ジョン・ウィリアムズが亡くなってからは忘れられていた作品が、2006年に復刊されたのをきっかけにヨーロッパを中心にまた読まれるように…

メアリー・カサット展

印象派の女性画家メアリー・カサットの日本での35年ぶりの回顧展が開催された。 6月から9月にかけての横浜美術館での展示を見逃したので、京都国立近代美術館に出張のついでに行って見てきた。こちらも会期は12月4日までで、あとちょうど1週間しかない。まだ…

辞書を使って語彙力をつける

母校の修学旅行生が勤め先に見学に来た。 以前は、会社見学という趣旨から、どういう仕事をしているのかを中心に伝えるべきものだと思っていて、そういう話を組み立てていた(辞書作りの舞台裏)。ここ2年ぐらいで少し考えが変わり、本来の顧客に直に向き合…

presidential hopeful

アメリカ大統領選挙の報道で候補者のことをよく presidential hopeful と呼ぶ。hopeful には形容詞のほかに名詞としての用法もあって、「前途有望な人」などといった意味になるが、候補者に対してそういう前向きな言葉を使うところがなんとなくアメリカらし…

Fly Free

ジャズヴォーカリスト宮崎幸子さんのアルバム、Fly Freeを入手したのは今年2月のこと。 僕はサインもいただいた。 発売からやや時間は経過しているが、素晴らしいアルバムなので改めて称えたい。 ニューヨークと東京で録音されていて、ニューヨーク在住の日…

オスプレイの表記の謎

なんかもうオスプレイの話題はニュースバリューとして小さくなりつつあるような気もするが、気になったことがあったので書いておく。 外来語の表記で原語では「エイ」という二重母音になるものは、なぜか「エー」という長母音に変換するのが慣例となっている…

いろんな業界を別の業界にたとえてみよう

そういうことをやるのが生産的なこととも思えないけど、「ビール醸造士だが質問ある?」の中でビール会社を自動車メーカーにたとえた箇所がおもしろかったので。たいていの寡占業界に応用がきくよね。最初からえらく狭いところにいってしまってどちらの業界…

辞書批評

ちょっと前に話題になった、「Google 辞めました」という記事。その中に、いい辞書とはどういうものかについて触れた箇所があったので引用しておく。 辞書というものは、質が玉石混淆(ぎょくせきこんこう)、つまりピンキリなのだ。悪い辞書というのは、中…

エアライン&エアポート2012

今日発売の週刊東洋経済のエアライン特集、ふだん飛行機にはあまり乗らないから関係ないんだけど興味深く読んだ。海外LCCの動向を扱った記事のうち、サウスウエスト航空についての情報が目を引いた。ビジネス書では必ず出てくるイノベーターだけど、2009年・…

プログレッシブ英和中辞典第5版

入手してから1か月足らず、そんなに引き込んだわけでもないけど、新刊の小学館『プログレッシブ英和中辞典』第5版について記録しておこう。 紙面の美しさは前の版から比べると飛躍的に向上している。これなら普段から手元に置いて気になる単語をすぐに調べる…

戦争の定義

某英和辞典の読者から、アヘン戦争の項(詳しく言うと opium の項の分離複合語 Opium War の記述)について、別の某英和辞典の記述と違うではないか、という叱責めいた指摘をいただくことがたまにある。僕の担当した辞書では、開戦した年が1840年となってい…

大寒

1年に一度あるかないかぐらいの寒さだったらしい。東京の最低気温が5度未満。

最近のネット俗語

定点観測的に見ているわけではないけれど、最近気がついた面白い言い回しをメモしておく。 義実家 最初目にした時は「よしざね」という名字の家かと思った。自分なら「夫の実家」「義理の両親(宅)」と書くところだろうが、発言小町なんかで「義実家」とい…

ジーニアス和英辞典第3版

11月に出ていた『ジーニアス和英辞典第3版』について、箇条書き的にでも目についたところを書いておかないと、この日記の存在意義がなくなると思ったので一応書いておこう。なお奥付の発行年月日は2011年12月10日になっている。 ハイブリッド方式はどうなっ…

観察の科学

素人による大雑把な感想、思いつきだが。 川喜多二郎による科学の3類型にも通じる話で、経済学はどのような科学かという問いを立てることができると思う。 今日の日経朝刊、「経済教室」に載っていた林敏彦同志社大学教授の論が興味深かった。「対外直接投資…

近代辞書の歴史展

神保町の三省堂書店本店で今週末(11月20日)までやっている「近代辞書の歴史展」に行ってきた。 『三省堂国語辞典』の編集主任を務めた見坊豪紀の用例採集カード、通称「見坊カード」(だっけ?)の実物を初めて見た。梅棹忠夫の紹介したB6判の京大式カード…

辞書編集者から見た『舟を編む』

三浦しをん『舟を編む』、辞書編集部を舞台にした長編小説とあっては読まずにはいられないではないか。しかもかなり売れているらしく、今日買い物のついでに寄ったブックファースト新宿店では4位だった(店舗全体なのかフロアなのか文芸部門なのかは見なかっ…

東京駅構内の書店

三省堂書店からクラブ三省堂の会員向けに葉書がきていた。登録住所を変更していなかったので、前の住所からの転送だったのだが、東京駅一番街店が今日オープンらしい。以前は栄松堂書店が入っていたのだが、空犬通信という書店情報に詳しいブログによると、1…

講談社の動く図鑑MOVE

次男の誕生日に買い与えたのが『講談社の動く図鑑MOVE 恐竜』。 恐竜の図鑑は、2000年に出た学研の大型図鑑や小学館のネオポケットという小型版も持っているし、恐竜博の図録も2005,2006,2011と持っているんだけど、夏の旅行のときに書店で見かけたこの図…

よりそって二人(ハイファイセット)

不意にハイファイセットの「忘れないーでー」という歌詞で終わる歌が聴きたくなったが、まずタイトルがわからない。たぶん高校の頃、NHK-FMに彼らが出演してスタジオライヴをおこなって、それをエアチェックしてカセットで愛聴していたが、それももうとっく…

流離譚

安岡章太郎『流離譚』(上・下)は、講談社文芸文庫から出ていたが、一度書店で見かけたのに荷物が重かったので買わないでいたら、いつのまにかカタログから消えていた。先日図書館に行ったときに発見したので借りてきて、今日読み終えて返却。 亡父の蔵書の…

アパート経営はするな!

標題のタイトルの本を買ったのは7月か、8月上旬だったかな。3月の震災後の状況を反映した不動産投資指南本はあるのだろうかと思って探していたら行き当たったのがこれ。これからは入居者を確保するのに今までよりもお金がかかるようになるから、不動産投資は…

現代アートを買おう!

昨今の経済情勢ではなかなか普通の金融商品への投資には踏み出せない、という人にお勧めできるオルタナティヴ投資は何かな、と考えていて、亡父の成功体験から思いついたのがアート。 そういえば新書でそれっぽいのがあったはず、と思って手に取ったのが集英…

山岡洋一さん

昨晩、Twitter発facebook経由のある方の書き込みで山岡洋一さんの訃報を知り、大きなショックを受けている。 山岡さんはご自身が経済分野を中心とする社会科学系の翻訳の第一人者であったと同時に、オンライン雑誌「翻訳通信」の発行などを通じて後進の育成…

ヒットメーカーの寿命

賞味期限についてこのところよく考える。村上春樹が翻訳について語るときによく持ち出すあれのことである。耐用年数という表現だったか? 紀伊國屋書店の本棚で見かけた2009年1月1日(奥付)刊行の『ヒットメーカーの寿命』を買ったときに頭にあったのもその…

悩ましい翻訳語

科学分野の翻訳家/フリージャーナリストの垂水雄二氏のエッセイ。科学用語で日本語に定着した訳語のうち、原語の意味から離れてしまっているもの(要するに誤訳)などを検討している。概念や事物自体がもともと日本に存在しないものを言葉として造り出す際…