歌舞伎町アンダーグラウンド

殺されたフリーライター(カメラマン)の染谷悟氏の著作『歌舞伎町アンダーグラウンド』(ISBN:4584159653)を買った。田舎の本屋の平台に,棚差しと同じように背表紙を向けた形で置かれていたので目立たなかったのだろう,1冊だけ残っていた。アマゾンでも売れている。ぱらぱらと読んでみた印象では,著者はまっとうな感覚を持っていた人のようだ。無念だっただろう。ご冥福をお祈りします。
ところで,探偵小説では「第一発見者か最大の受益者が真犯人である可能性が高い」というのが定石になっているから,この場合,版元のKKベストセラーズがあやしいわけだ。
戯言はともかく,すでに本が出た後になって殺したところで,今回のようにバカ売れしてしまうこともあるのだから,隠蔽には逆効果だ。ということは,犯人は歌舞伎町の関係者ではないのだろう。「『中国人に狙われている』と知人に語っていた」という情報も流れているが,世間の目をくらますためのリークだと思う。おそらく,殺害の時点で彼が追っていた標的があやしい。
ちょっと検索すると,「建国義勇軍」「赤坂の小学生拉致監禁事件」の2つの名前がウェブに上がっている。
この2つを結びつけるのが,自民党の野中広務
建国義勇軍のほうは,野中事務所に銃弾を送りつけた右翼(?)だし,赤坂の事件のほうは,被害者の1人が野中の親類だという情報が流れた。
これと,先日の突然の引退宣言を合わせて考えると,また大きな陰謀がうごめいているのが感じられていやーな気がする。野中については,「圏外からのひとこと」9月18日の項 http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20030918 からもいくつかたどることができる。