三省堂 SELF BOOKS

三省堂 SELF BOOKS という英語学習のシリーズができている。そのうちの石山輝夫著『辞書120%活用! 石山式ビジネス英語の極意』(ISBN:4385422311)を見る機会があった。内容はタイムライフ社のマンスリー・メールマガジンと重なる部分が多い。
この中で良質のものとして言及されている辞書には,『ウィズダム英和』『グランドセンチュリー英和』など三省堂のものが多いが,もちろん『ジーニアス英和』(大修館書店)『リーダーズ英和』(研究社)などについても言及されている。和英では『スーパー・アンカー』(学研)。英英では Longman Dictionary of Contemporary English (LDOCE) や Longman Active Study Dictionary などロングマンの辞書についての記述が多い。なぜか COBUILD は登場しない。Oxford Advanced Learner's Dictionary (OALD) にもあまり触れてなくて,その前身であるホーンビーの Idiomatic and Syntactic English Dictionary について複数箇所で言及している。著者の思い出の辞書なのだろうか。
ちなみに,今日本でいちばん売れている洋書の辞書は LDOCE 第4版。付属の CD-ROM の充実で市場を席捲したものだろう。その直前までは,COBUILD が一番だったのだが。全世界的に見ると,今でも OALD(最新版は第6版)の天下らしいけど,COBUILD が売れ出したあたりから日本市場の特殊性というのが現れてきたのかもしれない。