To err is human.

『コーパス活用 ロングマン実用英文法辞典』ピアソン・エデュケーション)は An A-Z of English Grammar & Usage を日本語に訳したもの。原著が定評あるものなので,日本語版が出てありがたいと思う人はかなりいるだろう。
ちょっと眺めてみていくつか誤植を発見。
まず,カバー表4側,帯の下に Visit Our Website と書くべきところ,Visit Out Website となっている。最初 visit out というイディオムがあるのかと思ったよ。それから,はしがきで「アルファペット」(スペルアウトすると alphapet)と書いてあるところもある。前者は版元での作業ミス・チェック漏れだろうが,後者はどうなんだろう。日本語版の編者は手書き原稿か口述筆記なんだろうか。
辞書や参考書類に誤植があると,「読者の信頼を裏切る行為だ」「全体の信頼にかかわる」などと言って怒る人がいるが,そういう態度はどうなんだろう。出版社内で上層部が関係者をそうやって叱責するのは当然としても,読者の側もそういって責めるべきかというと,ぼくはちょっと違うと思う。
(もちろん,自分の手がけたもののミスについてもそうやって開き直ろうというつもりはなくて,真摯に反省してます。)
その誤りがどの程度のものか,本質的なものか表面的なものかを判断できるだけの力を読者としても培っていくべきではないか,そういうことを国語教育の中でも教えるべきじゃないのか,と思う。