劇場としての書店

ISBN:4794805691
著者は書店人(ジュンク堂)かつ演劇人。最初の頃その演劇人くささが鼻について読むのがつらかった(これはもちろん偏見によるもので本気にしてはいけません。音楽系サークルと演劇系サークルは,学生会館で練習場所を奪い合う犬猿の仲だったから)が,後半持ち直した。一言で感想を書くと,書店とはセレクトショップなんだね,ということ。セレクトショップとは小売による批評活動だ,みたいなことをユナイテッドアローズの栗野氏が言っていて,なるほどと思わされたものだが,お客を説得するのが書店員の仕事だといったことが書かれていて,通じるものがある。