ダグラス・ケネディ

はてな bk1 を見ていて,「超クールな新鋭ハードボイルド作家を教えてください」というのに回答したかったけど,残念ながら思い当たる作家がいないのでできない。サム・リーヴズなんかセンチメンタルだけど好きだった。でも10年ぐらい前に集中して訳書が出たきりで,最近は日本では新刊が出てないようだ。現地でも出てないのかな。
(2.26 追記:結局サム・リーヴズで回答した。Stop, You're Killing Me! というサイトを見ると,新刊が出ていないわけではないようだが,日本には紹介されなくなってしまっている。)
ほかに最近の好みではダグラス・ケネディ。ハードボイルドというのとはちょっと違うが,『仕事くれ。』がとてもおもしろかった。ほかに『ビッグ・ピクチャー』がなんかご都合主義的なところもなんとなく親近感を覚えたりして。悪事を働く人々がせこい,そんなことで罪を犯すなんて,といったつまらないことでついつい堕落してしまうのがいい。
『ビッグ・ピクチャー』が第1作だと思っていたが,アマゾンで検索すると,それ以前の作品である『どんづまり』が2001年に出ているようだ。映画化されているらしく,プロットを見るとデニス・ホッパードン・ジョンソンヴァージニア・マドセンを主役に据えて撮ったB級映画ホット・スポット』に感触が近い。もしかして大幅に翻案したものかな,と思ったがそうではなく,日本では劇場未公開の WELCOME TO WOOP WOOP という作品らしい(情報源:http://sv3.inacs.jp/bn/?2004030006554326004515.kumoturu)。見てみたい。