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Jamming すごい

iBook 上のいろんな道具をそろえようとしている。特にネックになると思っていたのが辞書なんだけど,Jamming を使うことを前提にすれば,かなりのことができることがわかった。
LDOCE, OALD, COBUILD, MED (Macmillan English Dictionary), CALD (Cambridge Advanced Learner's Dictionary) といった,主要な学習英英はほぼカバーできる。オックスフォードの Phrasebuilder Genie も使えるようになっている。イギリスの出版社は最近「BAS 形式」を採用することが多いようで,その解析がうまくいったということなのだろう。ただし CALD は,非常に利用価値の高い SMART Thesaurus という機能が使えないのであまり意味はない(何せウェブ上で冊子と同じものが引けて,しかもそっちのほうが誤記が直っていたりするから)。Phrasebuilder Genie も,コンテンツそのものよりも本来の形式ならではの便利さが特長だという面があり,たとえば Word の文書を読んでいてカーソルを当てれば辞書が引ける(今もう使ってないのでうろ覚え)とかいった機能が Jamming では失われるだろうから,ユーザーとしてありがたみは薄いかもしれない。
『ランダムハウス英語辞典』もウィンドウズ版を持っているのでそのまま使いたいんだけど,この辞書は特異な形式を使っている。フォントが Win/Mac で異なるので,ウィンドウズ版を Mac OS X で使うことはできないらしい。EPWING 化してデータをコピーすれば使えそうだけど,EPWING 化にまず失敗している。
ほかに,OED の CD-ROM 版もウィンドウズのみ。さすがにこれも Jamming で引けるようになるとは思えないが,できたらすごいなあ。