というわけで、携帯電話経由での検索はまだまだ有望だと思うが、ネットで調べるものとケータイで調べるものは必ずしも重ならないという調査結果もある。専用機やパソコンで調べるものはデータがなかったと思うが、当然ネット経由での検索とは違った検索行動がとられているのだろう。今の形の専用機に取って代わるのは、実は別の形の専用機じゃないかと思う。その一方で、ある程度汎用性のある携帯用電子機器に辞書を入れるというようなものも残っていくんじゃないだろうか。先月、ニンテンドーDSに入れる辞典が発売された。英和は三省堂の『新グローバル英和辞典』で、学習用としては上級向けの定評ある辞書だ(ビミョーなんて書いてる人もいるけど、ちゃんとした辞書だよ)。こういうのがもっと出てくると楽しいのに。「DS楽引辞典」はこれまでの電子辞書インターフェイスを大きく超えるものではないけど、新製品開発のヒントになったりしないかな。
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