z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

山下達郎

今日も酔っ払ってるので、書き直すかもしれないけど。
山下達郎の存在を初めて知ったのは、中学の時のヒット曲「ライド・オン・タイム」だった。でも別に好きじゃなかったんだよね。なんか歌い方がねちっこくて、パンクにシンパシーを覚えていた者としては、自分の美学の対極にある人だと思っていた。でもその頃にも印象に残っていた出来事というか新聞関係の文章が2つある。
1つは、小学生新聞(妹のためにとっていた)の投書欄で繰り広げられていた、ミュージシャンのルックス論議。たしか「長渕剛は顔が悪いから聴きたくない」という意見が表明されて、それに対して達郎ファンから、「達郎だって顔はあんなだけど音楽はいいよ、だから偏見をもたずに聴いてみて」というまっとうな反論が届いたのだった。長渕がどんなルックスだろうと聴く必要はまったくないと思うのだが、まじめな議論に感銘を受けた。ちなみに当時長渕は、今とはまったく違って「好きです好きです心から」なんて情けない歌を歌っていた。
もう1つは、「ペガサスの朝」という一発ヒットで有名な五十嵐浩晃(たぶんこんな字)がインタビュー。これは新聞じゃなくて FM fan という雑誌だった。「25歳で画期的なアルバムを作りたい、その年齢で山下達郎さんはサーカス・タウンを作り、南佳孝さんは摩天楼のヒロインを作った」と言っていて、25歳が特別な年齢として心に刻み付けられたのだった。
(つづく)