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「激怒」

kotoba

「山岸教授の英語サロン」7月30日の項で、石原都知事がたかだか語気荒く言ったぐらいのことを言い表すのに「激怒」を使うのはおかしいという話が出ていた。たしかにその通りだが、石原知事に対しても失礼かどうかは別に考えなくていいだろう。あの人自身も失礼な言動を多々繰り返している人だし。それよりも、そうやって不正確におおげさな言葉を使うことは、その言葉を受け取る人に対する敬意が欠けていることの表れだと思うので、そっちのほうをぼく個人としては強調しておきたい。
同じように、マスコミ関係者の最近の用語法でおかしいと思うのがある。「号泣」だ。島田紳助の事件あたりから目立ってきた気がするが、ワイドショー番組の内容紹介なんかで「号泣会見」なんて出ていて、うわ記者会見で号泣するなんていくら芝居とはいえ恥ずかしいなあと思っていると、実はただ涙を流していただけだったりする。
号泣とは大声を上げて泣くことだと思っていたが、定義が変わったのか、新しい用法が出てきたのかと不安になってくるんだよな。
もしかしたらこいつが元凶か。

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた