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英語コーパス学会

http://muse.doshisha.ac.jp/JAECS/ 昭和女子大学で開かれた第26回大会に行ってきた。研究発表は4つ。なお、個人的なことだけどちょっと前に迷惑をおかけした某先生は予想通り出席してなかった。

ちょっと待てよはてなさんよー
アスタリスク2つで小見出しだよね? 小見出し以下が消えちゃうじゃねーかよプンスカ
しょうがないからナカグロで代用しとくか。でも id:hatenadiary には障害情報として載ってないな……いずれにせよ、今晩中には直しとくように。

コーパスを用いた英語「誤用」研究

学習書で「誤用」とされている事項が、各種コーパスにはこれだけ現れているよ、という研究。予想を出るところがあまりない発表だった。

動詞 feel の用法―学習者コーパスと母語話者コーパスを用いた比較分析―

どんな言語にも feel に相当する動詞があり、それぞれの言語話者が英語学習者として書いた英文における feel の用法は、母語からの影響が大きいんじゃないかという仮説に基づいた研究。いかんせん feel 1語じゃおもしろくないなあ、というのが正直なところ。

意味重視・量重視・総合的指導の3指導法が高校生ライティングに及ぼす影響

筑波大の磐崎弘貞先生。これがかなり波紋を呼びそうな研究。高校生にテーマを与えて英作文させるにあたって、フィードバック指導として3つのアプローチを用いてその効果の違いを測定する。「意味重視」のアプローチとは、文章の一貫性や構成に注意するようにアドバイスするやり方。「量重視」とは、「この点をもっと詳しく書いてみよう」など、量を多く書かせるように誘導する指導。「総合的指導」とは、読む・話す・書くを結びつけるべく、まず参考英文を読み、ペアで書くことを話し合い、その上で書かせるというもの。そして「意味重視」と同様のコメントを与える。この結果、「意味重視」のアプローチで文法的正確さも向上させる効果があることは確認できたが、総合的指導には有意な効果は確認できなかったという報告。その要因として被験者のこれまでの学習到達度の低さが関係している可能性を示唆されていたが……けっこう衝撃じゃないかな。

日本人大学生による英語接続語句の使用に関する研究

成田真澄先生(東京国際大)と杉浦正利先生(名古屋大)。学習者は接続語句を過剰使用あるいは過少使用する可能性が高いことを、25の接続語句を対象として日本人学習者コーパスと母語話者コーパスの比較をもとに検証。そのあとの質疑応答も含めて、研究や教材開発の方向性について示唆に富んだ発表だった。

懇親会にも参加。「あの人見記念講堂(の地下のレストラン)で懇親会ができるなんて」というある先生の言葉にこちらも感じ入った。そう、ジョンスコが Pick Hits Live を録音したあの人見記念講堂ですよね!(ちなみにそのレストランにはアルゲリッチとかカラヤンなんかのクラシックの音楽家の写真パネルがたくさん飾られていた)

Pick Hits

Pick Hits

アスタリスク2つで小見出しだよね?

直ってるかな。直ってるっぽい。自分とこで不具合があったとして、それいちいちはてなアイデアに上げるなんていやだ。もうちょっとスマートなやり方がないものか。