everyday は「毎日の、日常の」という意味の形容詞で、「毎日」を表す副詞句は every day のはずだけど、副詞や名詞としても every day の2語ではなく everyday とつづる例が増えてるのかな? 日本人学習者の話じゃなくて、英米の人の話。
古い例だけど Elvis Costello 1982年作 "Punch the Clock" に入っている "Everyday I Write the Book" なんか副詞だし、昨日見かけたボインボインの記事中にもあった。
http://www.boingboing.net/2005/10/30/nyt_on_gothic_fashio.html
自分の Gmail アドレスあてに来たメールを検索してみると、everyday 27例のうち3例が副詞として使用している。そのうちの1つは小泉内閣メルマガ英語版なのでおそらく日本人による誤記だが、あとの2例はワシントンポストとニューヨークタイムズから来たニューズレターだった。この種の誤記が生じる可能性はかなり大きいといえる。たぶん単純な誤記なので、法則性なんかはないと思うが……
以前中学生向けの教材を作っていたときは every day と everyday の区別を厳しく指導するようにしていたものだけど、反例が増えて説得力がなくなってしまうのはちょっと困る。
Punch the Clock (Bonus CD) (Dlx)
- アーティスト: Elvis Costello
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 2003/09/09
- メディア: CD
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