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ナルニア国物語

先日家族で映画『ナルニア国物語ライオンと魔女』を見てきた。2時間を超える上映時間だったので不安だったが,テンポよく進んだので大丈夫だった。吹き替え版でライオンのアスランの声を演じるのは,クロスオーバーイレブンでおなじみ,津嘉山正種。今日と明日が出合うときだ。
半人半獣みたいな存在(ケンタウロスとか)が東洋人の顔立ちでえらい差別的だなーと驚いたものだ。男の子は「アダムの息子」で女の子は「イブの娘」という言い方も,小学生の頃に読んだ記憶を少しは蘇らせる効果があったが,その頃に感じた違和感もまた同時に蘇った。
原作は子供たちにキリスト教的感覚を植え付けることを意図したもので,映画もアメリカでは宗教右派によるプロパガンダとして使われているらしい。ガーディアンのコラムニストが指摘している(当該記事)。「クーリエ・ジャポン」という雑誌で紹介されていた。確かに,そう解釈すれば,腑に落ちなかった箇所も理屈が通って見える。銀座の教文館の児童書専門フロアが「ナルニア国」という名前なのもそういうつながりがあったのかと,改めて合点がいった。

ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
C.S.ルイス 瀬田 貞二 C.S. Lewis

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岩波書店 2000-06
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でも子供にはおそらくそういうプロパガンダは通じてない。原作の英文も格調高いので,シリーズ7冊読破してみたい。

The Lion, the Witch and the Wardrobe (Chronicles of Narnia, Book 2)
C. S. Lewis Pauline Baynes

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Harpercollins Childrens Books 1994-08
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