舞踏会へ向かう三人の農夫

リチャード・パワーズが先日来日していたそうで、なんか雰囲気が似てるみたいなことを耳にし(笑)、親近感を持ったので挑戦してみた。

舞踏会へ向かう三人の農夫

舞踏会へ向かう三人の農夫

いやこれはめちゃくちゃおもしろい。表紙に使われた写真をヒントに、20世紀の歴史の一側面を再構築したものなんだけど、圧倒的な説得力があるのは叙述の厚みによるのかなあ。ヨーロッパとアメリカ、個人と世界はこういう風にもつながっているんだなあと思った。古川日出男ロックンロール七部作』の薄さにいささかがっかりしたせいで余計に印象深かったのかも。