平成21年度大学入試センター試験

昨日行われた英語の試験問題を見た。
第1問は去年より難しくなってないかな。ちょっとイディオマティックな表現が例年よりも目立つような気がする(毎年同じことを思ってたりして……)。
Bの問2で正解は "I'll tell you what." で,これは「(提案・申し出を導入して)こうしてはどうでしょうか,こうしましょう」(訳例は『ウィズダム英和辞典』第2版より)という意味になるわけだけど,こんな表現はおれ社会人になるまで知らなかったな。リッキー・リー・ジョーンズのデビューアルバムを聴いてた高校生だったら知ってると思うけど(1曲目の Chuck E.'s in Love に出てくる)。あと I couldn't agree more. とか,That depends. とか。まあこの辺は成句的なものとして認識してなくても,だいたい文字通りだから意味はわかるか。
Rickie Lee Jones
Rickie Lee Jones
B000002KK2
全般に,センターの英文はやっぱりなかなかいいな,と思える題材もあったけど,そうでないのもあった。英文はオリジナルなのかな。フェアトレードの話とかはよかった。「10人に9人はチョコレートが好きで,あとの1人は嘘をついています」という導入部も笑えるし。
ただ,以前はちょっとほろりとさせられる物語文だった第6問が去年から普通の説明文になってしまい,今年もそうだったのはやっぱり残念。今年は辞書のいろいろを紹介するような文章で,それ自体は悪くないというかありがたいものなんだけど……。ちなみに文章の中で「定義文に用いる語彙を2000語に絞った英英辞典」というのが出てくるけど,それはおそらく LDOCE (Longman Dictionary of Contemporary English) のこと。商品が特定できるような書き方をした文章というのもちょっと珍しい気がする。
Longman Dictionary of Contemporary English
1405862211