文具店の(客の)危機

今日、以前カードホルダーを買った八重洲地下街の文具店に行こうとしたら、地下街は改装中で、目当ての店はなくなっていた。もしかしたらその区画の工事が終わったら復活するのかもしれないが、東京駅一帯が客単価を上げる方向にどんどん向かっていっているので、文房具のようなささやかな商売を続けてくれるのは期待薄だと思っている。
書店の危機はよくいわれるけれど、文具店の危機を声高に叫ぶ人は見たことがないように思う。似たような低単価の零細企業が多いように見えるし、街の小さな文具店は書店と同じように減ってきているようなのに。それともそんなに減ってないのか? 文房具は再販価格に関する縛りがないから値引き販売とか自由にできるから商売としては有利なのか? もともとマージンが書籍よりも高いのか? 万引きが少ないのか?
前にクリップボードを探したときに思ったけど、最近は文房具も革とか使った高級なものと100円ショップなんかの激安もののどっちかに分かれるんだよね。その中間の1000円未満ぐらいの価格帯でそこそこしっかりしたものが欲しいと思っても探しにくい。街の中小の小売店が少なくなって、大規模店やネット販売か100円ショップ、そうでなければコンビニに収斂していくのと軌を一にする現象なのかもしれない。それは消費者としての自分の立場からするとそんなにありがたくないんだよね。
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