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辞書における新語など

広辞苑などの大きな辞典が改訂になるとき、一般向けの報道ではどんな新しい表現が項目として付け加わったかということに注目が集まりがちだ。ところがこれは制作側にしてみれば実はそれほど重要なポイントではない場合が多い。特に、今の辞書市場で主流となっている学習者向けのものでは。和英辞典の場合は特にそうで、日本語で新奇な表現が出てきたからといって、すぐに和英辞典に項目として立てるべきかというと、日本語での言い換えが容易で必要性は低いという言葉もある。イケメンとかね。だから、新機軸と世間からの注目点がずれることになりがちかもしれない。いや、それ以前に和英辞典にはもともとそれほど注目は集まらないか。