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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

モレスキン攻勢

売上が前年同期比51%増と絶好調のダイヤモンド社は『もしドラえもんが高校野球のマネージャーだったら』(なんか違う?)の貢献度が大きいようだが、手帳本のエキスパートともいうべき辣腕編集者市川有人氏が手がけた『モレスキン「伝説のノート」活用術 』も5万部とか。すごいなあ。もちろんそんなに売れているのは幸運だけではなくて、企画力はもちろんのこと、Twitter上でもよく練られたプロモーションぶりに敬服していた。
ぼくも書店の文具コーナーであまりにもよく見かけるので、ついつい買ってみた。
モレスキン 「伝説のノート」活用術〜記録・発想・個性を刺激する75の使い方
堀 正岳 中牟田 洋子
4478013268

一時期モレスキンは使っていて、ゴムバンドとポケットの存在のありがたみはよく承知しているつもり。今は使うのをやめているのだけれど、値段が高い(この書籍よりもずっと高い)のと、紙質がいまいちなのと、造本(というのかな? 要するに造り)が意外とやわでノドの部分が外れたりポケットがはがれたりして信頼性が予想外に低いという印象を持ったため。だからコクヨのSYSTEMICというノートカバーにダイアリーと無印良品のA5ノートの2冊をはさんで使っている。ただこれも難点があって、ダイアリーは長く使っていると加齢臭っぽいにおいが漂うようになってきたのだ。そのうちノートカバーにも臭いはうつるかもしれない。いやだなあ。あと、はさむためのゴムバンドが長く使っているうちに延びてきて頼りなくなってくる。ポケットもそんなにたくさんはさめない(それはモレスキンでも同じことだが……)。

コクヨS&T カバーノート(システミック) 2冊収容タイプ A5 黒 A罫 40枚 ノ-655A-1
B001J5PC6M

というわけで試行錯誤はまだまだ続きそうなのだが、この本はモレスキンの話が中心ではあっても、ほかのメーカーのノートを使うのにも応用できるヒントがたくさん載っているので、参考になる。特に加齢臭対策としては、日付表をシールにして貼ればよいというのを思いついた。それぐらいのことはいちいち本を読まないでも思いつくがな。