ロズウェル事件
1947年7月8日に米国ニューメキシコ州のロズウェル陸軍飛行場の報道官が、飛行場付近で何らかの飛行物体が墜落したと発表しました。しかし軍はその痕跡を消し、正式な報告は結局なされず、この事件そのものは忘れ去られました。なぜかその後30年も経ってこの出来事が注目を浴び、「戦後最大の隠蔽事件」と目されるようになったのです。
この事件についてはいくつかの説があります。
- 謎の物体は米国政府の秘密兵器で、その実験が失敗したのを隠そうとしたものだ
- エイリアンの円盤が墜落したのだ
- ソ連のミサイルが墜落したものだ
- 地球の中が空洞で、そこに住んでいる地下人が引き起こした事件だ
以上の記述は海野弘『陰謀の世界史』を参考にしました。他にも説はあるかもしれません。同書ではこの事件を扱った章で、冷戦とUFOの関連について、さらにはインターネットとの結びつきについて興味深い考察が披露されています。