今日は何の日:7月16日

ライ麦畑でつかまえて』刊行

1951年7月16日、米国の作家J・D・サリンジャー Jerome David Salinger (1919-2010) の小説『ライ麦畑でつかまえてThe Catcher in the Rye が刊行されました。名門高校を放校になったホールデン・コールフィールドが一人称で語る口語体の小説で、長く世界で読み継がれています。日本でも複数の訳が出版されており、『ライ麦畑でつかまえて』は1964年の野崎孝訳のものです。2003年には村上春樹訳で『キャッチャー・イン・ザ・ライ』として出版されました。

ところでこの小説は、意外なところで7月8日に紹介した海野弘『陰謀の世界史』にも登場します。

陰謀マニアには『ライ麦畑でつかまえて』はおなじみである。ジョン・レノンを殺したチャップマンもこの本を持っていた。レーガンを撃ったジョン・ヒンクリーのアパートにもこの本があった。不気味な暗合である。この本の中に陰謀の秘密が書かれているのか? といったことを考えるようになると、いつか陰謀セオリーにとらえられているわけだ。 (同書p.18)