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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

次の目標

初フルマラソンから4日経ち、筋肉痛もほとんど収まってきました。外傷はなさそうに見えましたが、右足の親指の爪の付け根のところが青黒くなっており、内出血していたようです。これは完全に治るまで長くかかるでしょう。

悔しい結果に終わってしまったので、満足のいく走りができるまでは挑戦を続けたいなという気持ちになっています。

月間の走行距離は12月が一番長くて129.2km, その次が11月で98.0kmでしたから、200kmぐらいを目安にしている先達と比べても、やはり走り込みが不十分だったのだろうと思います。もともと体力があるほうでもないし。

というわけで、まだそれなりの蓄積がある今シーズンのうちにもう一度出場できる大会はあるかなと思って検索したら、4月14日の掛川・新茶マラソンというのがあります。レース間隔としてはこれぐらいがよさそうだし、エントリー期間も延長されたというので心が動きました。しかし、ここも坂がきつくて初心者には厳しいコースのようなので、似たような結果になりそうだし、もう十分に暖かい時期なので暑さへの対処という別の要素が出てくるだろうから、無理だろうと判断しています。

大会に出場するとしたら次は秋になりそうです。

月刊誌「ランナーズ」の最新号に、フルマラソンから3週間以内に30km走をやると走力向上に効果があるという特集記事が載っています。たしかに、30kmを超えてからの苦しさはそう何度も経験したいものでもないけど、擬似的にそれを体験するためにあまり間をおかずに長距離を走っておくのはよさそうです。建国記念日周辺の3連休あたりでやってみたいと思います。

初フルマラソンの翌日

昨日のレース中に足がつりかけ、筋肉痛もすでに出ていたことから、翌日つまり今日の筋肉の痛みはどれほどになるだろうかと恐れおののいていました。

予約してあったバスに乗るためにあわてて行動したので、ゴール後のストレッチをろくにやっていなかったのも心配でした。それにバスの座席は狭く、バッグを膝に載せていたのであまり脚を動かすこともできず、渋滞気味で往路よりだいぶ時間もかかっていたことも追い打ちをかけました。

レース中の筋肉痛は主に太腿の付け根で、これはバスを降りてからだんだんひどくなってきました。股関節ではなくてもっと外側の部分が中心です。左の方が右よりも痛くて、風呂に入るときなど膝から下を持ち上げるのに難儀するぐらいでした。走っている間は右脚の方が痙攣の気配が大きかったので、かばうために左脚に力を入れてしまっていたのでしょう。

水風呂に入ったりすればよかったのでしょうが、昨晩はストレッチに多少時間をかけるだけで終わってしまいました。

起きてみると、痛みの箇所が多少広がってはいましたが程度の方はそれほど悪化していませんでした。ストレッチが効いたのでしょうか。今のところ腰痛も出ていません。

勤めは有給休暇を取得していましたが、歯科治療の予約を入れていたので電車で外出し、それなりに歩きましたが恐れていたほどの痛みはありませんでした。

ただ年齢も年齢なので明日さらに別の箇所に痛みが出ることも考えられます。心構えだけはしておきたいと思います。それとストレッチ。ゆるいジョグなどやっておくべきかとも思いましたが、走る気力を取り戻すのはもうちょっと先になりそうです。

第39回館山若潮マラソン出場の記録

初フルマラソンに選んだ第39回館山若潮ラソン大会に出場しました。グロスタイムは5時間33分53秒、ネットタイムは5時間27分24秒でした。

5時間は切りたいと思っていたので、悔いの残る結果となりました。30kmぐらいから両脚の太股とふくらはぎが痙攣しそうになり、だましだまし走っては歩き、という体たらくで大きく失速したためです。

先々週にインフルエンザでのべ5日間寝込んでしまい、その後もランニングと呼べるトレーニングをしたのが5kmのジョグ1回だけだったので、この結果もやむを得ないでしょう。

またどこかで再挑戦したいと思います。次はなるべく平坦なコースで……。

では、今日1日を振り返っておきます。

会場到着まで

スタートとフィニッシュは館山市市民運動場。フルのスタートは10時です。新宿・東京・横浜から近くのイオンタウンまで直通バスが往復で出ており、これを利用しました。新宿から約2時間ノンストップです。乗った人はイオンモールの中のスペースを荷物置き場と着替えに使わせてもらえるという特典もありました。

いったん運動場で受付をすませて、計測用チップとゼッケンなどが入った袋を受け取ります。チップは靴に取り付ける方式でした。最初「値札を付けたままの靴を履いている人が多いなあ」と思いましたが、そうじゃなかった。ゼッケンの裏に緊急連絡先などを記入するようになっていますが、筆記用具を忘れてきたので何も書きませんでした。

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スタート

自己申告で想定フィニッシュ時間別のブロックに並びます。

その前に、後援の朝日新聞がテントで外れなしの抽選つきアンケートというのをやっていて、ほいほい回答してくじを引いたら参加賞的なものしか当たりませんでしたが、なんとそれが豆腐! こんなもの持たせて走らせるつもりかよ、と激怒して近所のアパートのゴミ集積所にぶちこんでしまいました。すみません。

5時間のところに並んでゆっくりスタートです。

海沿いの美しい景色を楽しみながら走ることができます。今日は富士山もよく見えました。写真を撮る余裕はなく、走るのに専念しました(下の写真は受付の前に撮影)。

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21km地点から30km地点まで

ハーフのあたりまではそんなにアップダウンも激しくないのですが、その後上り坂が続きます。後で記録を見ると、21kmのところでいったんキロ7分49秒にまで大きく失速しています。「まだ半分か……」と萎えたあたりです。その後の上り坂もなんとか7分台をキープしていましたが、28kmのスプリットは8分37秒とまた失速。この辺では筋肉痛も現れ、走ること自体にもう飽き飽きしていました。名物のクリームパンがあるエイドステーションだけが楽しみでした。

痙攣と戦いながら15キロ

そして上り坂がダラダラ続いた後にだめ押しのように現れる急坂が31kmのスプリット。事前に「ここがきついんですよね」と聞いていましたが、痙攣の兆候を感じ、もうすでに走る気力は残っておらず、しばらく歩きました。キロ15分、10分、8分という具合です。

冒頭で書いたように、だましだまし走っては歩き、周囲のランナーの話し声にもいらつくようなささくれた気持ちで歩いていました。ずっと歩いても制限時間内にはゴールできるだろうと思っていました。

そこでふと気づいて時刻を見ると、そんな悠長なことは言ってられないことがわかりました。帰りのバスの発車時刻は、制限時間満了と同時なのです。完走証や参加賞をもらったり、イオンまで戻る時間を考えたらギリギリ! それがあと2kmの地点でした。一か八か走り出してみると、痙攣もひどくならずわりと普通に走れました。最後だけまた6分27秒というスプリットに戻っています。

そしてなんとかゴール。うーん、完走と呼べるのかな……。

https://www.instagram.com/p/BtIPz6nhBxBKr5wHo6SX5EgMMp96YIIAD95-x00/

よくわかんない写真ですが館山若潮マラソンに出ました。記録は5時間半ぐらい。脚が痙攣しそうになって30km以降はほとんど歩いた

完走証をもらった後、参加賞のタオルを肩に掛けてくれたのがすごい美少女だったのが今日最大の収穫でした。走れメロスかと思いました。

無料の豚汁なども振る舞われていたのですが、帰りのバスがあるので食べることもかなわず、家族への土産も買わず、最後の気力を振り絞ってイオンまで歩きました。なんとか間に合い、着替える暇もなく乗車。

つかれました。

大会の運営関係者、ボランティアの皆様、寒い中を遅くまで沿道で声援を送ってくださった地元の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございます。

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たまには自炊

今日は妻が昼過ぎから不在のため子供と2人。こういう場合も出来合いのものを買ってきたり外食に出かけることが多く、あまり食事を自分の手で作ることはないのですが、昼ご飯はカーボローディングを兼ねて作ってみることにしました(素人ランナーにはカーボローディングはあまり気にしなくていいらしいし、前日から急にやっても意味はないだろうし、今はグリコーゲンローディングという言い方があるらしい……)。

品名:いわしの味噌煮カレー

味噌煮はトマトに合うと聞いたので、青魚の缶詰を使った簡単レシピを試してみることにしました。

材料(2人分)
  • いわしの味噌煮缶詰……1個(150g入り)
  • カットトマトの缶詰……1/2個(400g入りの半量)
  • 玉ねぎ……1/2個
  • にんにく……少々
  • カレールー……1片
  • オリーブ油……大さじ1

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作り方
  1. 平底鍋にオリーブ油を入れ、弱火でにんにくと玉ねぎを炒める(玉ねぎの色が変わるまで)
  2. いわしとトマトの缶を開けて鍋に入れる
  3. 鍋の内容物に火を通す(5分ぐらい?)
  4. カレールーを割って入れる

    https://www.instagram.com/p/BtFWTDYhiyR-DluHeJJXhgl9YcdS6b4A2VBSxo0/

    いわしの味噌煮缶でカレー作ってみた

カレーを作るのにかかる時間は10分ぐらいかな? ご飯が炊けるまで暇を持て余す感じでした。

なぜサバじゃなくてイワシにしたのかというと、スーパーでサバの味噌煮缶が見当たらなかったからなのですが、しっかりとしたかたまりのあるサバの方が自分の好みには合ったかもしれません。まあ、それを言い出したら鶏のもも肉の方が合う気はします。

味付けはカレールーにお任せで、小学生と2人で1片だけと少なめにしたので、トマトの味がちゃんと残って正解だったと思います。

子供にもわりと好評だったので、また今度工夫して作ってみたいと思います。

インフルエンザ罹患直後のフルマラソンに向けて

インフルエンザ(と思われる症状)で発熱したのが火曜日の夕方でした。土曜日に測った体温はいずれも36度台だったので、解熱したと判断しているのですが、全身の倦怠感が抜けておらず、入浴は控えました。

日曜日の今日、目が覚めたときの身体の感じからはもう快復したと思えたので、髭を剃りシャワーを浴びました。体温も平熱に戻っています。

家族はすでに解熱後2日を経過しており、自分もこの感じなら明日以降ウイルスを周囲にまき散らす心配もないでしょう。

というわけで来週27日の第39回館山若潮マラソンへの出場に関しては、自分以外の出場者への影響も含めて、インフルエンザに起因する懸念はないものと思います。

問題は自分の体力です。

今朝シャワーの後で体重を量ったら、ふだんよりも3kgぐらい減っていました。新聞を取りに行くのにエレベーターでなく階段を使ったら、ふらつく瞬間がありました。想像以上に弱っているようです。

ここから1週間でどれだけ戻せるか。

おそらく強めのランニングをしても体力を消耗するだけなので、ウォーキングを主体に、持続力の回復に努めるしかないでしょう。大会での途中棄権も念頭に置きつつ、できることをやっていきたいと思います。

科学的に妥当な情報を得ることを心がけたい

インフルエンザではないと思うと書きましたが、結局、勤めは今日を含めて3日間休みました。熱は38度まではいかないものの37度台を行ったり来たり。やっぱりインフルエンザだったのかもしれません。あまり症状がひどくならなかったということは、今季流行のA型だったのでしょうか。

今回寝込む前に書店で見つけて買っておいた本、岩田健太郎インフルエンザ なぜ毎年流行するのか』を読みました。

https://www.instagram.com/p/BssaYQvh3s4CBcXxAqrtoJfOoTb6OoXqMHgOP80/

日本の書籍や雑誌で流布する健康情報には間違ったものがとても多いとして、少しでもそれを正そうとする本です。「はじめに」を読んでこれは信頼できるだろうと判断して、購入に至りました。がん治療を否定し最近はワクチン否定で社会に害悪をまき散らしている近藤誠氏に対する批判も相当の分量を割いて展開しています。

全体に期待に応える内容でした。

この本から学んだキーワードの一つが、「キャッチアップ」です。

ワクチンの有効性と重要性はいろんな箇所で触れており、それを補強するための方策として提言されています。「定期予防接種のスケジュールの外であっても必要な人に無料でワクチンを提供する制度」とのことです。外国からどんどん人を呼び寄せることを目指すのであれば、こういう制度も整備していかなければならないでしょう。

そして、この本の中では「キャッチアップ」とは称していないのですが、医師免許を取ってから勉強していない医者が多すぎるとも指摘しています。抗生物質の使い過ぎもそのあたりが原因の一つなのだとか。そういう医者たちを最新医学にキャッチアップさせるためにはどうすればいいか。これも大事な問題でしょう。

さて、インフルエンザについては、新しい薬が出たことが話題になっています。

gooday.nikkei.co.jpこのゾフルーザについても触れています(p.32)。

この新薬(典拠については略)、小児についても有効性を示すデータがありません。何より副作用や他の薬との相互作用の情報も十分ではありません。大人の研究では治療効果はタミフルと引き分けでした。要するに「タミフルぐらい効くけど、子どもではよく分からない。安全性も分からない」という薬です。お値段はタミフルよりも高いです(新薬は一般的に割高なのです)。 

これは2018年秋の時点の情報なので、今季の流行が過ぎて臨床データが蓄積されれば安全性については信頼できる情報も増えていくのでしょうが、自分や家族を実験台にさせるようなことはしたくないですね。

上記のリンク先でも、タイトルからはプラス面しかわかりませんが、記事の3ページ目にこれは治験の結果に過ぎなくて、臨床で使う場合にはリスクがあることについてはちゃんと書かれてあります。友人からの情報では、感染症学会はゾフルーザについての態度は明らかにしておらず、小児科学会では今季は推奨しないとのことです。

岩田氏の見方によると、視聴者・読者の数が多いテレビや新聞は批判も多いので偽情報が淘汰されやすくなったのに対し、雑誌や書籍は批判の目が行き届かないので未だに出鱈目がまかり通っているとのこと。インターネットの世界も後者ですね。当ブログでも不正確な情報を拡散しないように気をつけていきたいと思います。

一難去ってまた一難

月曜日に落としたスマホは、拾った方が警察に届けてくださって、火曜日のうちに手元に戻りました。ありがとうございます! 角の部分に多少傷は付いていましたが、普通に使えています。

ところが、困ったことは続いています。

土曜日に子供が熱を出して寝込んでしまい、妻もその翌日から似たような症状で寝込み、火曜日にスマホを受け取りに行くために会社を早上がりした自分もその夕方から熱が上がってきました。今日は勤めを休んで家にいます。

火曜日に近くのクリニックで受診しようとした妻が混み具合を聞くと2時間ぐらいは待たされそうで、むしろ悪化することが懸念されるので、今のところ誰も医者には行っていないのですが、みんな高くても38度ぐらいなのでインフルエンザではないんじゃないのかなと思っています。

筋肉痛と倦怠感はインフルエンザの症状に近い気はしますが……。

いずれにしてもこんなもの打ってないで安静にして寝てろって話ですよね。

館山若潮ラソンまであと11日。

暗雲が漂ってきたようにも思えますが、ちょうどいいタイミングで休息できたと思うことにします。