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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

高反発のランニングシューズでの走り方むずかしくない?

今年の5月ぐらいに新しいランニングシューズを2足買って、今は3足で回しているのですが、自分に一番合っていると思えるのが、一番古いナイキのフリーラン2018です。他はアンダーアーマーのホバーインフィニットとブルックスのゴースト11という、いずれも高反発のもので、もてあまし気味のような気がします。

ホバーインフィニットは、初めて履いたときに感じた「雲の上を歩いているとはこういう感覚か!」という驚きが忘れられません。ブルックスのはそれほどではありませんが、これまで履いてきた靴に比べればかなりのクッションだと思います。その反発を走りの駆動力に変えればタイムもすばらしく伸びるのでしょうが、自分の走り方だと足の安定を保つためのエネルギーが必要になってしまっているのではないかという疑いを捨て切れません。靴の中で足が水平方向に動かないように押さえつけることが必要な感じです。もうワンサイズ小さいものにしておけばよかったのかもしれませんが。骨や筋肉に対する衝撃も大きいのではないかと思います。

それで今朝はこれまで500km以上走ってきたナイキのフリーランを久しぶりに履いてみました。これはベアフット感覚を目指したシューズだそうで、ソールから生まれる反発力や地面からの衝撃をほとんど感じません。音も立てずに走ることができます(忍者じゃないんだからそこは求めているわけではないのですが)。初マラソンの際にも履いていて足の親指の爪の下に血腫ができてしまいましたが、痛みを感じたことなど皆無なので、これが今のところ自分には一番合っていると思います。

次のレースはこの靴で走るつもりですが、その頃には走行距離が1000kmぐらいになっていると思われるので、後継を早めに入手する必要がありそうです。ところが、色違いで同じものを買おうかと思ったのに、検索したら自分のサイズは多くのショッピングサイトで軒並み「品切れ」の表示。あるいは定価の3倍の値がついていたり。後継モデルのフリーラン5.0というのはありますが、見た目があまり好みじゃないし、説明書きを読む限り、変更点もかなりあるようなので試し履きは不可欠のようです。近いうち販売店をのぞいてみたいと思います。

厚底で高反発のシューズが市場を席巻していますが、このタイプも残ってほしいと切に願います。

補聴器の正しい知識がもっと広まってほしい

今日はリオン株式会社(証券コード6823)の第98期定時株主総会でした。会場は国分寺のcocobunji WEST 5階リオンホール。補聴器で国内シェア首位の会社です。

大幅ではないけれども成長を続けていて、98期は売上高・営業利益・経常利益・当期純利益がいずれも過去最高。事業は、補聴器や医療用検査機器などの医療機器分野55%と騒音計や振動計などの環境機器分野45%という構成で、後者は微粒子計測器部門を分離独立させたところ。補聴器は高齢化が進む中で確実な成長が見込めると思って買った銘柄ですが、利益率は環境機器のほうが高いのですね。今は株価がやや低迷気味ですが、98期には長期借入金を全額返済し終えたとのことで、増配に期待しています。予想PERも低いので、株価の反転も大いにあり得ると考えています。(購入を推奨するものではありません)

会社が「対処すべき課題」として挙げていた一つが「補聴器装用率の向上」です。難聴を自覚している人のうち補聴器を使用している割合が日本では15%に達しないのに対し、英国では50%近く、米国でも30%にのぼるとのこと。やはり成長の余地は大きいと思います。

出席の株主から、佐藤愛子のエッセイ集『九十歳。何がめでたい』に補聴器は聞きたくない雑音も人の声と同じように拾ってしまうのでつけないと書いてあったという発言がありました。社長は「佐藤さんになんとかコンタクトをとって誤解を解きたい」と言っていましたが、こういう認識の人はまだ多いですよね。僕もそうでした。朝日新聞に先日載った記事によると、補聴器は聴力に合った調整やメンテナンスが必要なのですが、その認識が一般化していないので日本では補聴器に対する満足度が非常に低いそうです。それが装用率の低さにもつながっているのでしょう。高齢者の生活の質の向上という意味からも、メーカーは補聴器に関する正確な知識の普及に力を入れてもらいたいです。

digital.asahi.com

また、今日たまたまTwitterで、難聴の人が補聴器をつけて自転車に乗っていたら警官にイヤホンと間違えられて外せと言われたというツイートも見ました。難聴者が補聴器を外したら危険が増大するのですがそっちを要請するなんて本末転倒、言語道断ですね。以前も同じような内容のツイートを見た気がしますが。正しい知識を普及させるまでの道は遠そうです。

着心地に感動した服が世間で低評価とは

ユニクロの感動パンツには感動しなかったと書きました。では、服に感動するという経験はどれくらいの確率で起こるものなのでしょうか。僕はつい最近経験しました。

服を買うのは、ユニクロ無印良品、通販のランズエンドといったあたりの低価格なところが主ですので、もともと服に多くは求めるべきではないと思っています。しかし、予期せぬ着心地に出合って感動した商品があります。

それは、無印良品オーガニックコットン混ストレッチ前閉じローライズボクサー。

www.muji.net

生地は綿95%ポリウレタン5%(ウエスト部分はナイロン80%ポリエステル20%)で、伸縮の度合いがすばらしい。股間のホールド感もちょうどよく、ランニングの時のインナーとして今年の冬から使っていますが、ユニクロのボクサーショーツより断然いいです。これで税込み590円。やっす! しかも2点で990円!

ところが、無印良品のウェブサイトでは7件のレビューがついていて、軒並み低評価なのです。着用を重ねるたびにヨレヨレになってくる、などの指摘で星5つのうち平均1.7という悲惨なことになっています。おかしいな、僕も何度も着用して洗濯を重ねたけど全然へたってないのに……。どういうことなんでしょう。購入した後で製品が切り替わったのでしょうか。あるいは、名称の中に「ローライズ」がついていない商品は高評価なので、僕がそっちと混同してしまっている可能性もあります。でも、ローライズかどうかで生地がそんなに違うとも思えないし……。不可解です。

明日(6月25日)まで無印良品週間で10%引きで買えるので、誰か試しに買ってみてください。

ニッセイの傷害保険「まるごとマモル」っていいんじゃないの

このところ保険の外交員の方から商品について説明を受ける機会が複数ありました。心動かされるものがあったのでそれについて書いてみます。

現在加入しているのは、定期付き終身生命保険と個人年金保険、あと火災保険です。ほかに、自転車保険に妻が家族の分も含めて生協で入っています。けっこう入ってますね。定期付き終身は、ある年数までは解約返戻金が低率で抑えられていて途中からぐっと上がるという種類のものを選んでいます。学資保険を検討していてライフプランナーの方に紹介されたものです。学資保険はあまりにもリターンが少ないので、同じように万が一に備えるならこっちのほうがいいという趣旨でした。当時は納得して加入したのですが、もうちょっと短い年数で設定しておくべきだったかと後悔しています。個人年金のほうは利率がまだ高かった時代に入っていて、すでに解約返戻金のほうが掛け金を上回っているので成功でした。

医療保険には入っていないのですが、大腸ポリープを毎年のように切除しているという状況になってみると入っていたほうがよかったかな……という気になります。でも冷静に考えると、おそらくせいぜい数か月分の保険料に相当する額が支払われるだけですね。

今回説明を受けた中に、住友生命のVitalityがあります。保険に「Vitality健康プログラム」を組み込んだもので、健診を受けたり運動をしたりという健康増進活動をすればポイントがたまって、そのポイントに応じて保険料が割引になったり各種の特典が受けられたりするというサービス込みの商品です。保険料が割引になる仕組みが備えられている商品というのは画期的じゃないでしょうか。特典の中に、スポーツクラブ(コナミルネッサンス)の会費やHotels.comの割引も含まれているので、ちょっと惹かれました。

vitality.sumitomolife.co.jp

というわけで検討してみましたが、特典で割引になる商品やサービスのほとんどは現在は使っていないもので、利用したければライフスタイルを変えることになります。保険料もこの年齢なので高額になるし(もちろん年を経るごとに増えていくので今が一番安いとはいえますが)、そんなにメリットもないことがわかりました。

さて、ここでやっとタイトルの商品が登場します。日本生命の外交員の方から、生命保険のついでにニッセイ個人賠償プラン「まるごとマモル」というのを紹介されました。あいおいニッセイ同和損保の商品ですね。自転車事故をはじめとする賠償責任を負う事故を補償するもので、保険金は無制限(日本国外は3億円)。同居の家族だけでなく別居の未婚の子や別居の父母(配偶者の父母も含む)までカバーされます。そして夜間・休日も平日と同様の事故対応が可能。これで年間保険料1,990円(一時払い)という安さ! 正直なところ加入しない理由が見当たらないと感じました。でもその場では加入せず、家に帰って同種の保険に入っていないか妻に確認しましたが。なるべく早めに手続きをとろうと思っています。

https://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/sompo/pdf/kojin_mamechishiki.pdf

ユナイテッドアローズの株主総会に行ってきたけどやっぱいいね

2019年6月21日(金)、株式会社ユナイテッドアローズの第30回定期株主総会が開催されました。この会社の株式はここ数年断続的に保有しているのですが、今回初めて株主総会に出席しました。会場はセルリアンタワー東急ホテル地下2階のボールルーム。

顧客層と重なる株主の事情を慮ってか、午後6時に開始するのが通例となっています。珍しいですね。勤め人にはありがたい設定です。ただし、顧客層ではなさそうな年輩の株主もかなりいらっしゃいました。あと、小さいお子さん(ベビーカーに乗るような)連れの方も複数いらっしゃいました。

総会自体は、経営状況の説明と議案の提示・説明に30分弱、出席株主との質疑応答に30分ぐらいの計1時間程度で終了し、その後は午後8時まで懇親会です。

質問をした株主は5名、うち2人がZOZOとの関係についての質問でした。竹田社長からの回答では、報道では正しく伝わっていないきらいがあるとのこと。ZOZOとの関係には2つの面があり、1つは自社ECのシステムに関するもの、もう1つはショッピングモールとしてのZOZOTOWNへの出店に関すること。関係解消として伝わったのは実は前者だけで、これまでは自社ECのプラットフォームとしてZOZOのシステムを使っていたのを自社での運用に切り替えるという話。後者はこれまで通りの関係を続けるので、ZOZOTOWNからユナイテッドアローズが退店するわけではないとのこと。そんなドラスティックな話ではないようです。

もし時間があったら質問しようかなと思っていたのは、アスレジャーに関する取り組みについてと、株主優待の割引券がチケットショップで買い取ってもらえない問題についてですが、そういう個別的な質問が許される雰囲気ではなかったので遠慮しました。前者のアスレジャーに関して、スポーツアイテムでいうと、現状ではニューバランスをスニーカー別注商品とかで使っているのですが、ナイキのほうがいいと思います。後者の優待については、15%割引というのは大きいので、靴を買うときなんかに使っていました。定価6万円なら9000円割引ですからね。でも毎年毎年そんな高い靴を買うわけではないので、その分の費用を配当に上乗せ(できる額になるかどうかはわかりませんが……)なんてことも検討してもらえるとありがたいです。

終了後の懇親会は、和洋中の料理とワイン・ビール・水割りなど、そしてデザートが楽しめます。ビールがスーパードライだったことを除けば、なかなかのクオリティだったと思います。ところが、懇親会でのアルコール飲料の提供は今回限りにする予定だとのこと。残念ですがこれも時代の流れですかね。

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デザート

お土産は扇子でした。これを冠婚葬祭の時に使うのはちょっと勇気がいりますね。でも勤め先に持っていく分にはまったく問題ありません。

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来年以降も、時間が合えばなるべく出席したいと思います。

東京オリンピックのチケットに当選したので近代五種を見に行きます

今日は東京オリンピックのチケット抽選結果発表の日。多くの人が待っていたんですね。午前中にサイトを見に行ったら、116万人待ちという表示。ブラウザをそのままにしておいて、昼に見たら当選していました。その後でメールが来て、件名にやはり当選と入っていました。でもメールではどの種目が当たったのかは書いてなくて、サイトの「マイチケット」というページを確認する必要があります。

場所が「東京スタジアム」と書いてあって、どこだそれ、東京メッツの本拠地か?と思いました(『野球狂の詩』の。実はそれは「国分寺球場」で、東京スタジアム大毎オリオンズの本拠地として実在していました)。味の素スタジアムのことですね。

オリンピックを東京で開催することについては否定的な見方をしていましたが、いざ開催が決まったら、せっかく世界からアスリートが集まってくる貴重な機会を生で体験したいという気持ちになってきました。現金なものです。

4セッションに申し込んで、当たったのは1つだけ。男子近代五種。なるべく当選の確率を上げようと、日本であまり人気のなさそうな馬術近代五種を第1希望、ハンドボール予選・3x3バスケットボールを第2希望として申し込んでいました。結果として一番低価格の近代五種が当たるなんて、ある意味ラッキーでした。

近代五種という競技については、「1人が5種目を次々にこなすもの」という認識しかなかったのですが、この機会に勉強しておきたいと思います。

水泳(200m自由形)・フェンシング(エペ1分間一本勝負)・馬術(貸与馬による障害飛越)・レーザーラン(射撃とランニング800mを交互に)を1日でやりきるスポーツで、クーベルタン男爵が提唱して近代オリンピックの誕生とともに生まれた競技だそうです。別名キングオブスポーツ。レーザーランは2つと数えて五種というわけですね。

日本選手では、女子の才藤歩夢選手22歳が可愛くて注目を集めているようです。markという講談社から出ている雑誌でも大きく特集されていました。上に記した近代五種の説明は、同誌の解説に拠っています。

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mark 2019 spring/summer

ユニクロの感動パンツは本当に感動するか

前回は触れませんでしたが、ユニクロで購入した別のアイテムについて感想を書いてみます。その名も「感動パンツ」。なんですかこのネーミングは。商品名じゃなくて愛称かと思ったら商品名の一部らしい。

子供の服をオンラインショップで買ったとき、購入額が送料無料になる金額に少し足りなかったので、自分用に「感動パンツ」を追加しました。

生地がよく伸びて動きやすいし手入れも簡単で、感動してしまうほどだから、ということなので楽しみにしていました。明日(6月20日)まで期間限定価格で安いようです。

www.uniqlo.com

しかし。所詮はポリエステル素材。昔に比べたらよくなっているのでしょうが、静電気で生地が肌に張り付いてしまうのは避けられません。こういう穿き心地のズボンには覚えがあります。若かりし頃、某メーカーで工場に勤務していたことがありますが、その自衛消防隊の制服です。つらい経験だったなあ。夏の訓練で大汗かいてちゃんと乾かさないでいたら風邪引いて、処方された薬があたって蕁麻疹が出たり。それに比べたら生地は薄いです。考えてみれば色もそのズボンに似ているかも。

というわけで、感動はしませんでした。むしろ別の感興を催しました。でも雨降りの時には活躍しそうです。