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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

帰宅ランの3回目は道を間違えた

練習不足に危機感を覚えたからというわけでもないのですが、久しぶりに勤め先から走って帰りました。

今回が3回目になります。帰宅ランのたびにブログで報告しなければならない義理はまったくないのですが、その都度細かい工夫を加えたりしているので、自分の備忘録として記録しておきます。

前2回は荷物を全部背負って帰ったのですが、今回は友達の助言を参考に、2日がかりです。ランニングシューズを履いて出勤し、帰宅ラン決行の当日は上着とパンツを会社に置いて翌日に回収することにして、背負うものを極力減らそうという算段です。

しかしなんか気が進まないのは確かです。そのために1年で3回という低頻度になっています。気が進まない理由を考えてみました。

  • 暗いので危険
  • 道が今一つよくわからない
  • 新宿の人ごみを通り抜けるのがイヤ
  • 準備と後処理が面倒
  • 仕事の予定の調整が必要
  • 天気が悪いときは無理

こんなところでしょうか。けっこうありますね。

こういうマイナス面を考えながら走っていたせいか、曲がるべきところで曲がらなくて神宮外苑まで南下してしまい、当初予定より6kmも長い16kmという自分としては長距離を走ることになってしまいました。新宿を無意識のうちに回避していました。

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ここはどこ……神宮外苑!?

10kmを超えてしばらくしたあたりから太股に痙攣の兆候が出たり、足の裏の皮がむけそうな痛みを覚えたりしました。

なんとか走り終えて、マイナス面をもう一つ発見しました。減らしたとはいえ荷物を背負って走ることで、ふだんと違うストレスが体にかかってしまうのです。走っている最中に気を遣うし、フォームも乱れる可能性があります。

プラス面としてすぐに思いつくのは、トレーニングの量を増やせることぐらいでしょうか。それも限られた時間の中では価値あることではありますが……。無理して走って帰らなくてもいいかなという気持ちになっています。

期せずして神宮外苑とその周辺の道路を走ることができたのは今回の収穫でした。やはり広々とした空間を走る方が気分は高揚します。休日の朝に自宅からその方面に走っていくのはいいかもしれません。

練習不足の時にどうするか

台風19号は僕の周囲にはさほど大きな被害を与えることなく、去っていきました。しかし全国的に見ると、まだ被害の正確な実態は行政府も把握し切れていないようです。被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

善福寺川の様子をTwitterなどで注目していましたが、危険水位を超えた地点も複数ありました。しかし、氾濫することなく乗り切りました。これも環七地下調整池のおかげでしょう。そして台風が北に去った翌朝には善福寺川の水位はほぼ平常に戻っていました。都市型中小河川の流量コントロールは、大型河川とはまた違った難しさがあるのではないかと想像します。かつては洪水の常連だった善福寺川神田川を抑え込んだ関係者の皆様には頭が下がります。

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台風一過の青空にそびえる善福寺川取水施設

というわけで、この3連休には2回走り、合わせてハーフマラソンの距離になりました。来週末あたりに30kmを走っておきたいところ。それができたとして、10月の月間走行距離は80〜90kmぐらいになりそうです。9月は80kmに達していなかったので、フルマラソンを走るには練習不足の感は否めません。

長時間・長距離を走り切るための持久力のある筋肉をつけるのが課題だと認識していて、それをクリアするためには走行距離を延ばすのがいいだろうと思っていましたが、それをするための時間がもう残っていない。さあどうするか。

これから練習量を急に増やすのも、怪我の可能性を高めてしまうことになり、避けた方がいいのでしょう。アップダウンが館山若潮掛川新茶よりは少ないコースなので、筋肉にかかる負荷は小さいものと信じて、割り切って練習不足に甘んじるのが実はいいのかもしれません。

雨の日は家にいて

表題は山下久美子の初期のシングル曲からとりましたが、どんな歌だったのかは忘れてしまいました……。

横浜マラソンまで約1カ月となり、全然思うようにトレーニングを積めていないことに焦りというか不安を感じているこの頃です。初めてのフルマラソンの1カ月前というと去年の年末ですが、それなりに距離も踏んでいたし、インターバルトレーニングでスピード練習もこなしていました。それに対して現状では、夏の疲れを言い訳にどんどん走る頻度が下がっています。朝も起きられないし。

スーパー台風が東海・関東を直撃している状況では、走りに行くどころか家から出るのにも危険を伴うので、今日ももちろんランオフです。

踏み台昇降のできる台でもあれば、雨の日に少しでもトレーニングできるのですが、それもないし。

しかし台風が思ったよりも早く明朝には北に抜けているとすれば、この3連休で2日は走れる可能性があるので、悲観しないで様子を見ていようと思います。ふだんの善福寺川のジョギングコースが走れる状況になっていれば言うことなし。近所に限らず全国で、とにかく被害が最小限にとどまることを祈っています。

高知の鏡川で旅ラン

この週末、所用で高知に行きました。10月4日(金)5日(土)と2泊して、6日の日曜日に東京に戻るというスケジュールです。

高知市は4歳から高校卒業まで過ごした土地で、留保なく故郷と呼べるわけですが、今は実家もないのでホテルに宿泊します。90を過ぎた伯父伯母が健在で、今回も寄ったら「うちに泊まったらよかったのに」と言われましたが、飲み会もあって遅くなることはわかっていたので遠慮しました。

泊まったのは、はりまや橋にほど近い立地のセブンデイズホテルプラスというホテル。ちょっとおしゃれなビジネスホテルという感じで、旅行サイトでの評判は上々です。しかし初めて自分で泊まってみると、狭くてアメニティは安物、廊下や部屋から換気が十分じゃない感じの臭いがして、今一つでした。少し前に同級生からFacebookで臭いについての指摘があり、心配していたのですが既に予約済みだったのでした。といってもカビ臭いのとは違い、時間がたてば慣れました。でも、高知に今度泊まる機会があればドーミーインか西鉄インにしたいと思います。

初日の晩に、小学校の同級生がやっている小料理屋で同級生とサシ飲みの後、高校の同級生たちと2次会、それから隠れ家っぽいバーで3次会まで行きました。

翌朝はやや二日酔い気味でしたが、6時に起きてランニングを敢行します。このためにわざわざウェアとシューズも持ってきて大荷物でした。

ホテルから歩いて10分ぐらいのところに、全国的にもそこそこ有名な鏡川が流れています。その河川敷を走ります。アップダウンは橋の周辺ぐらいしかない平坦なコースで、芝生の箇所もあり足には優しいはず。ふだん都会のドブ川に毛の生えたような川の脇を走っているので、広々とした川原で気持ちよくランニングをしてみたいと思っていたのでした。

その2日前に台風18号による大雨で浸水した地域もあり、河川敷の駐車場で車が流される映像がニュースでも放映されていましたが、僕が走った日にはもう水は引いていました。ただし、流されて川に浸かったままの車も目撃しました。

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車が浸かっちゅう!

高校の陸上部時代にはこれよりずっと短い距離を走ってひいひい言っていたなあと思いながら10kmを走り、念願の郷里での旅ランを終えました。次に機会があれば、鏡川の南にある筆山(ひつざん)をアタックしてみたいと思います。昔はこれもきつかったなあ。今もきついとは思いますが。

塩田千春展を見に行ってきました

襟なしのシャツに10月が来ても夏は終わらない!

杉山清貴が歌ったのはそういう意味ではなかったはずですが……。

10月1日は都民の日ということで子供の学校が休みなので、僕も会社を休んで、六本木ヒルズ53階の森美術館へ2人で行ってきました。「塩田千春展:魂がふるえる」。

www.mori.art.museum

最初の展示、大きな部屋に赤い糸を張り巡らせたインスタレーション《不確かな旅》がいきなり大迫力。その後、昔のパフォーマンスの写真やビデオがあり、どれも小学生には(おじさんにも)口あんぐりの作品が続きます。

糸が赤から黒に切り替わったのは《静けさの中で》だったかな。ここで2度目の強い衝撃を受けました。

そして、最後に出てくる大量のスーツケースを天井からロープで吊り下げた作品《集積ー目的地を求めて》。スーツケースの川のようでした。古いスーツケースをたくさん集めてきて吊り下げたものです。というとなんだか間抜けな説明になってしまいますが、その陰にはそのスーツケースを使ってきた人々の過ごした時間や経験というものがあるわけで、それに向き合うだけの熱量をもって仕事をしてきたのだなあと感じました。とにかく圧倒されました。

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この写真では全然迫力が伝わらないけど

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
作家名/作品名:塩田千春《集積ー目的地を求めて》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

会期も残り1カ月を切りました。評判が高くて森美術館の入場者数を更新する勢いだそうですが、多くの人におすすめしたい展覧会です。

ところで、展覧会に行くと歩き回るので疲れますよね。スマホ歩数計を見たらジョギングもしてないのに久しぶりに1万歩を超えていました。小学生はよくがんばったと思います。どれくらい心に残ったかな。

ついでに登った六本木ヒルズのスカイデッキから見下ろす東京の景色もよかった。

マンションの受動喫煙対策に頭を悩ませる

涼しくなって窓を開放できる時間帯が増えてきました。ところが、我が家は集合住宅なのですが、おそらく下の階から流れてくる煙草の副流煙のせいで窓を閉めざるを得ないことが多くなってきました。

ベランダで吸っているのか、部屋で吸っていたものが窓を開けて流れてくるのかはわかりませんが、迷惑な話です。

臭いも迷惑なのですが、喘息の既往歴がある身には、タールなのか何なのかわかりませんが煙草の煙を構成する微粒物質を吸い込むと気管が狭まる感じで、呼吸が苦しくなります。これが一番困ります。痰も増えます。発作に至らなくても、もとの体調に戻るまでに何時間かかかります。

禁煙問題について、単に快不快の問題だと思っている人が多いような気がしますが、煙草の副流煙によって現実に健康被害を受けることがあるわけです。歩き煙草をする人が10メートル前方にいると臭いでわかりますし、呼吸がしづらくなります。喫煙者にはこのことを認識しておいていただきたい。

ネットで検索すると、他の住戸のベランダでの喫煙による健康被害について損害賠償を請求できるとするページがすぐ見つかります。それを踏まえつつ、まずは管理組合に訴えてみるつもりです。他の住戸に副流煙を及ぼさないように配慮を求めたい、と。今回のケースではベランダでの喫煙が原因とは限らず、喫煙者が窓を開けているだけかもしれないので管理規約に抜本的な対策を盛り込むのは難しいように思いますが、まずはこちらが困っていることを伝えることから解決策を見出していければと思っています。

エプソンがGPSウォッチから撤退するという噂

今日Twitterで見かけました。根拠は、エプソンのウェブサイトで製品紹介のページに出ているGPSウォッチが、軒並み「在庫限りで販売終了」と表示されていたこと。素人考えではそうなる可能性は非常に高いと思いますが、会社からの正式な発表を待ちましょう。

www.epson.jp

僕が持っているGPSウォッチは同社のWristable GPS SF-850という型番のものです。見た目が好みかなと思って選びました。撤退されたら困るというわけでもなくて、連動している記録用ソフトウェアをちゃんとメンテし続けてくれればいいです。まあ、ハードウェアから撤退すればソフトウェアのほうも遠からず終了ということになりそうですが。

購入する際にそれほどじっくり比較はしなかったので特段の愛着もないのですが、一番残念に思っているのが、心拍計がうまく働かないことが多いという点です。時計の裏面に緑色の光を発している箇所があって、この光を利用して心拍数を計測しているようなのですが、10kmぐらいのランニングでも途中でゼロになることが多いのです。手首への付け方が緩すぎるのかと思い、ベルトをしっかり締めるようにしたら改善が見られたと思ったのは1回か2回ぐらいで、やっぱり途中で計測できなくなることもあります。他社製品ならまともに動くのかどうか、比較したことがないのでわかりませんが、機構としてはきっと大差ないでしょう。ガーミンなりスントなりの製品が心拍数をもう少し正確に計れるのであれば、乗り換えるのもやぶさかではありません。いっそApple Watchでもいいかな。