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Megan's law

日本語文献では「ミーガン法」「メーガン法」の2種類の表記があるようだ。Google でヒット数を調べると,前者が「約 11,600 件」,後者が「約 10,600 件」なので,ほぼ拮抗していると言ってよいと思う。
大修館書店『ジーニアス英和大辞典』は「ミーガン法」を採り,研究社の『リーダーズ英和辞典』は「メーガン法」を採用している。
Megan はこの法律が制定されるきっかけとなった事件の被害者の名前。女性の名前で,発音としては『ランダムハウス英語大辞典』には「メガン」だけが載っているが,『G大』『リーダーズ』には「ミーガン」という発音も紹介されている。
リーダーズ』によると,Megan 単独なら「メガン」または「ミーガン」なのに,Megan's law になった場合は「メイガン」と二重母音化するのだが,実際そういうふうに違った発音になるのだろうか。初版の CD-ROM 版と,第2版を収録したオンライン版を引いてみたが,初版の時点では Megan's law 自体がまだ存在していなかったので項目がない。Megan の発音表記は,初版と第2版で同じ。なんとなく,音の捉え方というか発音記号に反映させる際の基準がその間に変化したのではないかという疑いが捨てきれない。

英語脳の恐怖

話題沸騰,酒井邦嘉先生の http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000853-jij-soci の件だけど,慣れてくると頭使わなくなるのは当然のような。もちろんちゃんと実証したことには価値があるのだろう。
ところで,これって「ゲーム脳」で頭を使わなくなるからダメ,という例証に使われていた現象じゃなかったっけ。「まさに英語脳の恐怖」ってだれか言ってやれよ。