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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

今日は何の日:7月3日

特に何の区切りでもない日で唐突ですが、このブログで雑学を披露していきたいと思います。範囲は近現代の主に英語圏とします。雑談のネタに使っていただければ。

アイダホ州アメリカ合衆国に加入

さて、1890年7月3日にアメリカ合衆国に43番目の州としてアイダホ州が加盟しました。新しく州が合衆国に加入することに関しては、アメリカ合衆国憲法第4条第3節第1項に定めがあります。

New States may be admitted by the Congress into this Union; but no new State shall be formed or erected within the Jurisdiction of any other State; nor any State be formed by the Junction of two or more States, or Parts of States, without the Consent of the Legislatures of the States concerned as well as of the Congress.

新規加盟に関する憲法の定めはごく簡単で、この条文の最初のコンマの前まで、すなわち連邦議会がそれを承認する権限を持つということしか述べていないわけですが、実際には住民投票による意思確認から大統領の承認、州憲法の制定、連邦議会両院の過半数の賛成などの手続きが必要になるようです。

ところでアイダホといえば、日本人にとってはアイダホポテトの印象ばかりが強くて(って特定の世代だけ?)、地図でどこにあるか指してみよと言われて正確に特定できる人はほとんどいないと思うのですが、アメリカ人でもそういう人はけっこういるみたいですね。日本に来ることになって少し日本語を勉強したアメリカ人が、「朝の挨拶は……ええと……アイダホ!」と言ってしまう例は後を絶たないのだとか。あくまでもジョークですが、アメリカ人にとっても「なんか北のほうにある州の名前」という認識なのでしょうか。そういう州は他にいくつもあるし、地理的にはオハイオ州は中西部でわりと東に位置するのに対してアイダホ州は西部でロッキー山脈の中でかなり離れているのに、特にアイダホが選ばれやすい理由は謎ですが、母音 o で終わるという共通点があるからでしょうか。