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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

honeymoon

はてなのトップページが変わったんだね。ダイアリーからログインすると、自分のダイアリーじゃなくてはてなのトップページに飛ばされるのがちょっとイヤ。あと、新しいトップページは、リナザウNetFront で見ると激しくレイアウトが崩れてすごくイヤ。
この前のイベントid:zokkon:20050927で「ご自分でブログやってます?何について書いてます?」ということをよく聞かれたので、ああブログというのは一定のテーマがあるのが標準になってきてるんだと感じた。そういう意味ではこれは日記以外の何物でもない。ブログモードじゃなくて日記モードを使っているし。別にこだわりがあるわけじゃないけど、どうしても何かのテーマで継続的に書いて行くことができない。
さて、最近とみに翻訳の品質低下が目立つ CNet Japan で、「ビル・ゲイツ、グーグルを語る」を読んでいて違和感があった。

Googleは蜜月の段階にあるので、人々は「Googleがいつでも、あらゆる方法で、あらゆることをしてくれる」と考えているのです。

「蜜月」? だれと? 顧客と仲良くやってるってこと?
原文 http://news.com.com/Gates+on+Google/2008-1082_3-5863514.html を見ても、相当する部分は確かに honeymoon と書いてある。
実は、「蜜月」は honeymoon を直訳したものではあるけれど、意味内容は少しずれているのであった。大辞林によると、蜜月は「1 結婚したての頃。ハネムーン。 2 親密な関係にあること。」という意味だが、honeymoon はそういう意味だけではなく、『リーダーズ英和辞典』によると「《新しい関係・活動などを始めて間もなくの》最初のうまくいっている時期」という意味も持っている。しかしこの意味は日本語の「蜜月」からは消えている。だからそのまま「蜜月」と訳してしまうと意味不明。かといってぴったりする訳語はなかなか思いつかないけどね。