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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

ランニングに何を求めるか

先日「靴の中で足が動きすぎて靴擦れ寸前になった」と書いたアンダーアーマーのホバーインフィニットですが、気弱なもので店に連絡せず、また履いてみたらそんなに大きくないように感じたので昨日の朝8km走ってみました。用心のため足裏にワセリンを塗ってから。

今回は痛みなく走れました。フォアフット走法を心がけるあまり、着地が足先のほうに偏っていたのも前回痛みが出た原因のような気もしたので、これまでより後ろの土踏まずに近いあたりで着地するように気をつけてみました。より無駄のないフォームになっているといいのですが。ただ、シューズに合わせて走り方を変えてしまうと、今度シューズを替えたときにまたフォームを見直さなきゃいけなくなる可能性が高いですよね。それもどうかなあ……。メルカリに出してみたりしようかな。

フルマラソンを走った初めてのシーズンが終わったと思ったら、もう次のシーズンつまり今年の秋から冬にかけてのレースの申し込みがすでに始まっています。走る前はフルマラソンは1回経験すればいいかなと思っていたのですが、5時間を切るというささやかな目標が達成できなかったので、それを目指してもう少しやってみる気になっています。

でもまあ、今回のタイトルには掲げましたが抽象的な大きな目標というと別にないわけです。走り始めた当初こそ健康維持というお題目はありましたが、今は逆転して、レースにちゃんと出場できるように健康を保つことを心がけるような案配ですし。

強いて挙げれば、長時間にわたる苦痛を乗り越えての達成感を得ること、ということになるでしょうか。うーん、何か違うな……。

日程や地理的条件から出場する大会を選んで目標として定め、それに向けてトレーニングを積んで脚力や体調を整えていくというプロセスは仕事に似たおもしろさがあるとは言えると思います。ほぼ孤独な作業になる点は仕事とは違いますが、自分の努力だけではどうにもならない事情が入り込んでくることもあるのは仕事と同じですし。まあ趣味の世界においても仕事に似たものを求めるなんて冗談じゃない、という考え方もできますが。

続けるかどうかのポイントは、トレーニングの過程を楽しめるかどうかでしょうか。様々な制約がある中で、走るコースと時間帯、内容を工夫することは今のところは楽しみの一つです。ブログやSNSにトレーニングの様子をアップする人の多くはその過程を楽しんでいるように見えます。記録ではなかなか追いつけませんが、そういう部分は見習っていきたいと思っています。