z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

「下手の横好き」でいる意味

今日cakesで公開された記事に感動したので共有します(今だけ無料)。

cakes.mu

「下手の横好き」は無条件にマイナスの価値を持つものとされますが、それを楽しむことが人生を豊かにしてくれる可能性もあるというのは忘れがちな視点だと思います。

我が身を振り返って、数年前の春にジョギングを始めたときは、別に数値目標なんか立ててなかったのに、いつの間にかフルマラソンで5時間を切るためにはどういうスケジュールでどんな強度のトレーニングを積めばいいのかを気にするようになっていました。一種の堕落と呼んでも過言ではないかもしれません。

もちろん、5km、10km、ハーフマラソン、30km、フルマラソンと走る距離を延ばしてくると、それぞれの距離で見えてくるものが違うことがわかり、それを体験できたことはそれなりに意味のあることだったと思います。タイムの短縮を目指して工夫を凝らしていく過程の楽しみもあります。というわけで、レースに出場することとそれを目標にしてトレーニングを積むことはしばらくは続けていくつもりでいます。しかし、下手の横好きでいることが周囲にもいい影響を与えうるという考え方は新鮮でした。そういう視点も持ちながら、自分にも取り組めるスポーツを楽しんでいきたいと思います。