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最高の伴走者たち

東京パラリンピックも今日が最終日。酷暑のオリンピックからひと月足らずしか経ってないのに、もう秋の長雨シーズンです。

最終日はパラでもマラソンが開催されました。東京での開催には暑さを懸念していましたが、全然心配いりませんでしたね。女子視覚障害の部門で道下美里選手が見事に優勝! リオでの銀メダルから狙い澄ましての金メダルでした。

終わってからのインタビューで、伴走者を称えていたのが印象的でした。伴走者は最大2名の出場が許され、10km・20km・30km・40kmの地点で交代できます。選手にペースや給水、コースどり、路面の様子、ほかの選手の状態、選手自身の動きやフォームなどいろいろな情報を伝える役割があり、選手自身より高い走力が求められます。1人で走るより数段疲れるでしょう。伴走者が2名いても、1人に万が一のことがあればもう1人がフルマラソンの距離をカバーしなければなりません。聞けば聞くほどすごい仕事です。

今回道下選手の伴走者を務めた2人のうち、青山由佳さんはリオでも前半で伴走した方です。今回の後半は志田淳さんでしたが、リオで後半をガイドした堀内規生さんが『伴走愛』という本を著しています。伴走者としての実力不足を感じて自分から身を引いたといった内容が著書に書かれていますが、今回も練習相手を務めたようです。

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最高の結果を出したチーム道下の皆さん、本当におめでとうございます!