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ノーベル文学賞

今年のノーベル文学賞は、ペルーのマリオ・バルガス=リョサ Mario Vargas Llosa が受賞。アルベルト・フジモリの1期目のときの大統領選挙で対抗馬だったんだよね。というより、どちらかというとバルガスリョサのほうが有力視されていたような記憶がある。なお、Vargas Llosa が名字なので二つ続けなければならないはずだけど、日本では「リョサ」とだけ書くことも多い。また、南米での発音は「ジョサ」のほうが近くて、70年代ぐらいまでは「ジョサ」と表記したものもあったがいつの間にか「リョサ」に収斂してきたようだ……と思ったら、現代企画室から今年出た邦訳書ではマリオ・バルガス・ジョサという表記。さすが骨のある版元だね。とはいえ、Vargas Llosa の切れ目をどう表記するかという問題も含め、日本語の表記がこれほど多岐にわたると検索が難しい。

嘘から出たまこと
マリオ・バルガス ジョサ Mario Vargas Llosa
4773810025

僕は大学のときに読んだ『都会と犬ども』がすごい好きだったんだけど、今では品切れらしいな。これも最初著者名で検索したら出てこなかったが、タイトルで検索したら出た。