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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2011-01-01から1年間の記事一覧

ジーニアス和英辞典第3版

11月に出ていた『ジーニアス和英辞典第3版』について、箇条書き的にでも目についたところを書いておかないと、この日記の存在意義がなくなると思ったので一応書いておこう。なお奥付の発行年月日は2011年12月10日になっている。 ハイブリッド方式はどうなっ…

観察の科学

素人による大雑把な感想、思いつきだが。 川喜多二郎による科学の3類型にも通じる話で、経済学はどのような科学かという問いを立てることができると思う。 今日の日経朝刊、「経済教室」に載っていた林敏彦同志社大学教授の論が興味深かった。「対外直接投資…

近代辞書の歴史展

神保町の三省堂書店本店で今週末(11月20日)までやっている「近代辞書の歴史展」に行ってきた。 『三省堂国語辞典』の編集主任を務めた見坊豪紀の用例採集カード、通称「見坊カード」(だっけ?)の実物を初めて見た。梅棹忠夫の紹介したB6判の京大式カード…

辞書編集者から見た『舟を編む』

三浦しをん『舟を編む』、辞書編集部を舞台にした長編小説とあっては読まずにはいられないではないか。しかもかなり売れているらしく、今日買い物のついでに寄ったブックファースト新宿店では4位だった(店舗全体なのかフロアなのか文芸部門なのかは見なかっ…

東京駅構内の書店

三省堂書店からクラブ三省堂の会員向けに葉書がきていた。登録住所を変更していなかったので、前の住所からの転送だったのだが、東京駅一番街店が今日オープンらしい。以前は栄松堂書店が入っていたのだが、空犬通信という書店情報に詳しいブログによると、1…

講談社の動く図鑑MOVE

次男の誕生日に買い与えたのが『講談社の動く図鑑MOVE 恐竜』。 恐竜の図鑑は、2000年に出た学研の大型図鑑や小学館のネオポケットという小型版も持っているし、恐竜博の図録も2005,2006,2011と持っているんだけど、夏の旅行のときに書店で見かけたこの図…

よりそって二人(ハイファイセット)

不意にハイファイセットの「忘れないーでー」という歌詞で終わる歌が聴きたくなったが、まずタイトルがわからない。たぶん高校の頃、NHK-FMに彼らが出演してスタジオライヴをおこなって、それをエアチェックしてカセットで愛聴していたが、それももうとっく…

流離譚

安岡章太郎『流離譚』(上・下)は、講談社文芸文庫から出ていたが、一度書店で見かけたのに荷物が重かったので買わないでいたら、いつのまにかカタログから消えていた。先日図書館に行ったときに発見したので借りてきて、今日読み終えて返却。 亡父の蔵書の…

アパート経営はするな!

標題のタイトルの本を買ったのは7月か、8月上旬だったかな。3月の震災後の状況を反映した不動産投資指南本はあるのだろうかと思って探していたら行き当たったのがこれ。これからは入居者を確保するのに今までよりもお金がかかるようになるから、不動産投資は…

現代アートを買おう!

昨今の経済情勢ではなかなか普通の金融商品への投資には踏み出せない、という人にお勧めできるオルタナティヴ投資は何かな、と考えていて、亡父の成功体験から思いついたのがアート。 そういえば新書でそれっぽいのがあったはず、と思って手に取ったのが集英…

山岡洋一さん

昨晩、Twitter発facebook経由のある方の書き込みで山岡洋一さんの訃報を知り、大きなショックを受けている。 山岡さんはご自身が経済分野を中心とする社会科学系の翻訳の第一人者であったと同時に、オンライン雑誌「翻訳通信」の発行などを通じて後進の育成…

ヒットメーカーの寿命

賞味期限についてこのところよく考える。村上春樹が翻訳について語るときによく持ち出すあれのことである。耐用年数という表現だったか? 紀伊國屋書店の本棚で見かけた2009年1月1日(奥付)刊行の『ヒットメーカーの寿命』を買ったときに頭にあったのもその…

悩ましい翻訳語

科学分野の翻訳家/フリージャーナリストの垂水雄二氏のエッセイ。科学用語で日本語に定着した訳語のうち、原語の意味から離れてしまっているもの(要するに誤訳)などを検討している。概念や事物自体がもともと日本に存在しないものを言葉として造り出す際…

外国語を身につけるための日本語レッスン

三森ゆりか著、白水社から2003年刊。内容が簡潔にタイトルとして凝縮されている。素晴らしい。中身も当然充実している。僕の持っているのは11刷。 以下、抜き書きと内容のメモ。 外国語を学ぶ際には、最初に基本的な文の構文に着目すると、その言語を操る人…

30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

40代半ばなのでもう遅いかなと思ったけど、編集担当の方にTwitterで訊いてみたら長期投資を考えているなら当然役に立つはず、ということだったので(考えてみれば当たり前)、モーニングスター(株)代表取締役の朝倉智也氏が書いた本を買ってみた。30代で金…

フランス生まれのブロックメモRHODIA

新しめのデジタルガジェットとからめて情報整理術を手早く解説する感じの本、最近たくさん出ていて、なぜかまめに買ってる。自分でもいい加減にしろと思いつつまた買ってしまったのが戸田覚著『フランス生まれのブロックメモRHODIA』(ソシム)。フランスの…

逃亡のガルヴェストン

表紙のイラストと「ガルヴェストン」という地名に惹かれるものがあって買ったハヤカワポケットミステリ。ガルヴェストンはテキサス州のメキシコ湾岸にある町。帯には「〈ポケミス新世代作家〉連続刊行第3弾」と書いてある。 主人公は取り立て屋でボスにはめ…

mononymous

標題は、1年前のメールを整理していたら発見した新語。1年前の新語ということになるが、定着したと判断するにはどれくらいの期間をみておけばいいのだろうか。 mononymousというのは、1語だけの名前を使っている人のこと。例として挙がっているのは Madonna,…

痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ

昨晩、風呂に入っていて子供を湯船から洗い場に出そうと持ち上げようとした瞬間、腰に痛みが爆発した。ぎっくり腰である。一昨年の9月、父の納骨の際に墓石を動かそうとしたときに感じて以来、2回目ということになろうか。その時はわりと軽かったのか、我慢…

トップ・レフト

東京でも足立区のベンチで放射能管理区域なみの放射性物質が検出されたとかいう話を見て、この天気のせいもあるけどまたしてもどよーんとした気分に。 さて、黒木亮の著作をちょこちょこ買い集めては解体・スキャンしているが、デビュー作の『トップ・レフト…

日本人なら必ず誤訳する英文

2009年2月に出て、最近『〜必ず悪訳する英文』なる続編まで出たベストセラー。 しかしこれ中身はそんなにいいかなあ。ほぼタイトルと著者(売れっ子翻訳家)で売れてるような気がする。書いてある内容は目新しいものじゃなくて辞書や参考書には載っているレ…

コトラーのマーケティング3.0

以前の勤め先では昇格試験があって(それはまあ普通か)、課題図書が配付されてその理解度を試されたりするのであった。「マーケティングの神様」フィリップ・コトラーの名前もその課題図書の一つの著者として初めて知ったんだけど、まさか自分で買って読む…

「情報創造」の技術

光文社新書の三浦展『「情報創造」の技術』なかなかおもしろかった。読んだのはだいぶ前だけど、自分で付箋を貼った箇所をメモしておく。 第1章 情報創造はなぜ必要か? pp. 42-43 『アクロス』編集長時代、スタッフに企画を出させるため、1人10本の企画を出…

311以後

ここで日記を書くのはほぼ月に1回になっていて、見る人も数人レベルだと思うけど、途切れるのはしゃくなので記録だけは残しておこうと思う。3月初めに引越しをして以来、日記としては、紙のノートに領収書を貼り付けて、それに対する注釈のようなメモを残す…

quality start

livedoorスポーツで見たリアルライブの記事「ペナントレース突入後に去就が決まる? 川上憲伸の辛いキャンプイン」で「クオリティ・スタート」という野球用語を知った。佐藤尚孝編著『ベースボール英和辞典』(開文社)にも載っていて、「優秀先発(投手)」…

ユーロ連鎖不況

PHP新書の中空麻奈『ユーロ連鎖不況』。ギリシャ、アイルランドの危機からの連想で、巨額の財政赤字を抱える日本が危ないという本。まあ確かに危ないんだろうけど、ユーロ圏からすぐに飛び火するという論調にはわりと個人的に疑問が。 本としては、編集にあ…

スパム

携帯電話でGmailをチェックしていたら、送信元がGmail, タイトルがYour Accountとなっているメールがあったので開いて見たらこんな感じ。 We've received a request to permanently remove your Gmail from our Google Account.Once Gmail is removed, you w…