z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2006-01-01から1年間の記事一覧

Works for Me

学校では教えてくれないエンジニアリング英語 #4: Works for meで,works for me は「ぼくのところではうまく動くよ」という意味と知って,へえーと思う。work そのものの意味(「機能する」)からそれほど隔たってなくて,自由連結に近い言い回しのような気…

G4問題点(4)

コンピュータ関係の用語のレーベルに少し疑問がある。(商標)というレーベルがついているけど,それが適当なのかどうかぼくには分からないものがいくつかある。規格[プロトコル]が「商標」というのは抵抗がある。実際のところどうなんだろう。 gopher HTM…

G4問題点(3)

woman の項がちょっとおかしい。 語義1a)があって1b)がない(数字は丸囲み)。第3版では1bを[形容詞的に]として別に立ててあったのだが,今回の改訂でその用例を含めて語義を1つにまとめた。その際にaを取り忘れた単純ミス。しかしこれはただaを取ればすむ…

G4問題点(2)

気づいた点を少しずつ挙げていく。 eye dialect 発音つづり[視覚方言]はあまり拾うつもりがなかったらしく,下記の項目は記載なし。 da (= the) dis (= this) li'l (= little) kinda, kinder はあるが,sorta, sorter^2 はなし。 shoulda(「非標準」と…

G4問題点(1)

『ジーニアス英和辞典第4版』が届いた。まえがきは南出康世先生。小西友七先生の逝去についても付記されている。ぱらぱら見ているが,重要語のフォントがやけに大きいなあ。ちょっと不恰好。 気になったのは助動詞 can の項の記述。語義2の注記。 (1) 感覚・…

サンタさんへの手紙

カナダの新聞,Globe and Mail 紙のウェブサイトで,サンタさんへの手紙をいくつか紹介したページがある。もうタイトルだけで涙がぼろぼろ落ちてくることが予想できる。 Santa, do you deliver to heaven? “Hi! I'm nine years old. I have two brothers. An…

you might want to ...

宮川さんの「学校では教えてくれないエンジニアリング英語」は,文字通りエンジニア向けの英語講座だけど,日常生活でよく使われながらも教科書や辞書にはあまり取り上げられていないフレーズが登場しておもしろいので,楽しみにしている。英語教育関係者も…

お買い物

安倍首相が公邸に引っ越して,ついでに渋谷でお買い物をしたというのがニュースで流れていた。 7時のNHKニュースで映っていたのは,東急ハンズの場面と,書店で辞書を手に取る様子。 書店では国語、漢和、英和など各辞典をそろえた(日経ネット) とあるが,…

ワンセグ対応電子辞書

シャープがワンセグ対応の電子辞書発売ってニュースを知ってコーヒー吹きそうになった。テレビに電子辞書か。どういう場面を想定しているんだろう。 「普段はさまざまな情報を電子辞書で引き出し、新しい情報はテレビニュースでチェックするというスタイルを…

ガリバーのやり方

「知ったかぶり週報」11月17日(金)の記事で紹介されていた考え方には考えさせられるものがあった。 業界第一位は、他企業が新機軸の商品を打ち出してきたら、同じような商品をすぐに出し、圧倒的な資本力と営業力で対抗する「同質化戦略」をとるべきなのであ…

abide

『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)の内容見本を見る機会があった。a の一部の項目が抜き刷りのような形ではさみこまれていて,前置詞の about や above に『Eゲイト』(ベネッセ)の‘コアイメージ’ばりの概念図が示されているのが目を引く。これは…

determiner

mixiでの某氏とやり取りで,今 determiner はどういう扱いになっているのかという話題が出たので,ちょっと調べてみた。これは日本語としては「限定詞」あるいは「決定詞」と訳されている。どちらが主流なのかはちょっとわからない。まだどちらに決まったと…

組版の問題

『ウィズダム英和辞典第2版』について,english linux farmer さんが指摘している「英単語間のスペース処理が間延びしている箇所がある」というのは具体的にはどこなんだろう。argue の他動詞の用例なんかは確かに間延びしているけど,前半部分だけというこ…

辞書を引こう

一部で話題沸騰,立命館小学校の教頭先生が書いた『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』。 これはすばらしい。辞書を引くのを推奨することによって自主的に考える習慣が身につくというのは,勉強のできる人なら経験的にわかっていることだと思う。それを7…

試験問題を作るのは難しい

漢検を主催している団体の広告が電車の窓に貼ってあって,おそらく漢検の例題という扱いなのだろうが,どうも日本語の文としておかしいような気がする。 (1) 事実か否かシンギがわからない。 (2) シンギ終了で廃案になった。 こんな感じだったと思う。 (1)は…

tDiary

web

とうとう念願かなってtDiaryユーザーに(http://www.nosouth.com/frolic/diary/)。ついては,ここの日記を移行すべくいろいろやってみた。 日記をエクスポート csv2hw.plを使ってファイルを分割(http://d.hatena.ne.jp/rna/20040820#p2) tDiaryライターで…

TOEIC

山形浩生さんのこの記事を見ると,次のことがわかる。今回の試験で山形さんは TOEIC 初受験(これは違うかも)。 日本で一番得点が高かった。 満点ではなかった。 TOEICの満点は確か990点で,教材の執筆者の中には私の記憶が正しければ「毎回受験していて毎…

googleの動詞用法

CNET Japan の記事には現時点でトラックバックが65件もついてる。まだぐだぐだ言ってんのかよ,という感じの記事だ。ほんとこいつらなぜまだわかんないのかなあ。いったん流れがそっちに傾いちゃったらもう止められないのに。ギークは優秀だけど自社の知的財…

Everything But the Girl

ところで,上のエントリを書いたあとではてなダイアリーのキーワード Everything But the Girl の項を見たら間違いがあったんでちょこっと直したんだけど,これ書いたの野中モモさんだったのか! どんな素人が書いたのかと思った。彼らが所属していたレーベ…

ball and chain

今日聴いたヴァン・モリスン(Van Morrison)の Too Long in Exile に収録されている曲,Ball and Chain について考えてみたい(ウソ)。Too Long in Exileアーティスト: Van Morrison出版社/メーカー: Polydor / Umgd発売日: 1993/06/08メディア: CD クリッ…

様の書き順

先日から「漢字の『様』を何画で書きますか」というアンケートが年代別に出ていて,なんだろうなと思っていたら,http://q.hatena.ne.jp/1154588789 という質問をしたかったのね。 しかし,昔と今とでは字形が変わっていたりするし,正しいとされる書き順だ…

aunt=叔父さん?

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200608022009 他人の失敗をあげつらうのはいいが,伝える方も間違ってるというのは情けない限り。ところで Dear aunt, lets set so double the killer delete select all これが 親愛なる叔父さん(ママ)、…

カシオペア活動休止

いつの間にか3人になっていた。という程度の認識しかないが。 http://www.casiopea.co.jp/oshirase.html このページに biography というのがあって,そこを見るとCD,DVD,スコアが並んでいる。ということは,discography の方が適当なのでは? ふつう disco…

stable

「安定した」という意味のほかに,(競馬の)「厩舎」の意味もある。というか,多くの辞書では別項目として立てている。「厩舎」から派生して「同一の目的を共有する集団」みたいな意味にもなり,相撲部屋の「部屋」を英訳するときには stable を用いるのが…

4年目に突入

いつのまにかここで日記を書き始めてからまる3年が経過し,今日で4年目になる。 先日別のところではてなの取締役をDISって以来なんとなく書きづらくて足が遠のいていた……というわけではないけど,素性を明かさずに書いていくのに限界を感じていて,ここの…

電子辞書時代の終わりの始まり

id:sakaue:20060725:p5 でも取り上げられている読売新聞の記事に書いてあることは,ぼくの周辺では常識だけれども,まだまだこういう認識の一般への浸透は不十分だと思う。つまり,電子辞書の普及は今のところ辞書の発展にはマイナスの効果が大きいというこ…

革装

id:mashco:20060721:1153443326 を見て Pen を買ってみた。あんまり読むところもないのだった。 そこで紹介されているハーブ・ウェイツ氏は装丁家と呼んでいいのかな。欧米の人は未完成品の本を革で装丁させるのがかつては一般的だったので,職業としても成…

村上春樹のアメリカ

研究社の『英語青年』今月号(2006年8月号)は特集が2つで,その1つが「村上春樹のアメリカ」。まあ特集といっても論文4本だけなんだけど。 そしてその内容にも正直がっかり。川村湊と宮脇俊文両氏のはなんだか印象批評の域を出ないエッセイだった。最近この…

to google

Merriam-Webster の今年秋に出る新版に,google という語が動詞として立項されることになったというのが CNET や,それをネタにしたスラッシュドットなどで話題になっている。んー今見ると the 2006 print version of Merriam-Webster's Collegiate Dictiona…

デート/date

最近,ブログとかmixiで若い女性が書く日記を見ていると,家族や同性の友達と待ち合わせて遊ぶことも「デート」と呼ぶケースが増えているように思う。そういうシチュエーションも「デート」と呼ぶのは,もとはちょっと冗談めかした言い方だったと思うけど,…