z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

弱い絆

玄田有史 http://i-cis.com/cocokiti/sub79.htm の『仕事のなかの曖昧な不安』(ISBN:4120032175)で「弱い紐帯を大事にしよう」みたいなフレーズが印象に残ったが,それには出典があるということを今日知った。というか,たぶん註に記載されていたのをその…

アンテナ除けの残骸

別に困ってるわけじゃないけど,しゃれでアンテナ除けつけてみました。 なんか歌舞伎町アンダーグラウンドで検索してここに来る人がいるようなので,ひとこと。記事は http://d.hatena.ne.jp/zokkon/20030916#p2 にあります。そこには「著者が口封じのために…

ビートルズ

圏外からのひとこと http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20030926#p04 経由,Hysteric Programmer 日記 http://sgtpepper.net/hyspro/diary/?date=20030919#p02 でビートルズの Get Back 発売の報。タイムリーというか,ロッキング・オンの雑誌 SIGHT がビ…

新語・語形成

id:solar:20030920 で "riskful" という語が気になったので調べてみた。Google で約26,300件ヒットするから,新語や造語というわけでもないようだ。大辞典では,『リーダーズ』には初版から載っている。OneLook http://www.onelook.com/?w=riskful には (Thi…

セイコーの新しい電子辞書

本日付のプレスリリース http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=752 で明らかになった SII の新しい電子辞書 SR-T7000 はすごい。英語系の大辞典『ジーニアス大英和』『リーダーズ+プラス』の両方が収録されたのはほかにもあるが(シャー…

英英和辞典

辞書には大きく分けて2言語辞書(bilingual dictionaries)と1言語辞書(monolingual dictionaries)がある。日本での英語の辞書についていえば,前者が英和辞典で後者は英英辞典。英和辞典は日本語に頼ってしまうという欠点があり,頭を英語の回路に慣らす…

ユリイカ2003年9月号「ブックデザイン批判」

こういう特集って近年はやっていなかったようだけど,実は詩人の吉岡実が筑摩書房勤務の装丁もする編集者で,「詩と批評」の雑誌とブックデザインとのつながりは十分あるのだった。73年には栃折久美子さんが登場して吉岡の装丁について語ったこともあるらし…

洋楽の歌詞と語学学習

『泉山真奈美の訳詞講座』(ISBN:4887243464)DHC刊。 訳詞家/翻訳業に携わる人, 目指している人に 役立つ情報が隅から隅まで ギッシリ詰まった 超ヘヴィー級の語学書が誕生!! という帯の文句に激しく惹かれるものがあり(とくに最後の行),店頭で見かけ…

クリトリスの絵本!

excite の「ニュースな本棚」は毎週木曜日更新で楽しみにしている。今週は矢部智子さんの担当。http://media.excite.co.jp/daily/thursday/030918/ 妄想をふくらませる男性諸氏のために、「女の子のセックス本」事情をレポートしてまいりました! レディース…

大学英語教育学会賞

NHK『100語でスタート!英会話』でおなじみ,明海大学の投野由紀夫先生 http://leo.meikai.ac.jp/~tono/ に大学英語教育学会賞(JACET学術賞?)が授与された。"Research on Dictionary Use in the Context of Foreign Language Learning" (Niemeyer, 2001) …

電子書籍

電子書籍コンソーシアムの特別顧問を務める西岡郁夫氏(モバイル・インターネットキャピタル社長)が,ビットマップ方式で電子書籍を提供することの利点を説いている。http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_nishioka47 たとえば、インターネット…

なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか

優秀な連中ばかりが集まってできあがる組織というのは、つぼにはまると実に魅力的な輝きを発散する一方、案外もろく自壊することも多い。その差はどこに起因するのか。 と梅田望夫さんが書いた記事「誰がアップルコンピュータを殺したのか」http://blog.cnet…

歌舞伎町アンダーグラウンド

殺されたフリーライター(カメラマン)の染谷悟氏の著作『歌舞伎町アンダーグラウンド』(ISBN:4584159653)を買った。田舎の本屋の平台に,棚差しと同じように背表紙を向けた形で置かれていたので目立たなかったのだろう,1冊だけ残っていた。アマゾンでも…

モルヒネ消費量

web

先進9カ国のモルヒネ消費量(1日あたり,単位は g/100万人)を比較したグラフをいろんなところで見かけるけど,その出典である国際麻薬統制委員会 http://www.incb.org/ のデータをどうしても見つけることができない。ウェブに上がっている annual report で…

ローマ字についてのアホな論説への反論

ちょっと前の日記 id:zokkon:20030909 で書いたこととほとんど同趣旨の投書が,今日の朝日新聞「声」欄に載っていた。 大学講師木村護郎さん(神奈川県藤沢市 29歳)の「訓令式の方が国際性を養う」。 どの言語もその音に合せた読み方をしている。 例えば ja…

アホちゃうか

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20060896,00.htm 本に検索機能はない。だから、ΣBookにも検索機能はつかない 紙の本と同じ機能しかないものを,わざわざ電子機器で読みたいなんて欲求を持っている人がどこにいるだろうか。単に今は…

ローマ字

ちょっと古い話だが,日曜日ぐらいの朝日新聞の投書欄の脇に一般人の投稿(?)による論説を載せるところがあって,そこで公立中学校の英語教師なる人物が「小学校で教えるローマ字は訓令式だが,それは意味がないのでヘボン式にせよ。ヘボン式のほうがグロ…

『変化する英語』

『変化する英語』ISBN:4894761882(中尾俊夫,ひつじ書房)文法とか語彙とか発音とか,英語はいろいろ変化している。その実態を,現代の大衆文学における実例や各種資料とともに広範な項目にわたって挙げていった本。これからの変化の方向性についても,最終…