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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2010-01-01から1年間の記事一覧

ブラインド・サイド

今は武田ランダムハウスという、製薬会社が外国の出版社と合弁会社つくったみたいな社名になっているランダムハウス講談社から出ていた『ブラインド・サイド』、秋から少しずつ読み始めてようやく年末に読了。 「年棒」という間違った表記が随所に出てきて、…

RRG

ロックンロール・ジプシーズなんと5年ぶりという第3作は7月終わりに発売になっていたが、買うのを忘れていてやっと入手。市川勝也が正式にメンバーとしてクレジットされている。The Roosterz時代のKAMINARIに所収の Oh! My God と Crazy Romance の2曲が入っ…

佐野洋子さん

絵本作家・エッセイストの佐野洋子さんが亡くなった。乳がんで闘病中だったことは公表していたので比較的知られていたと思うが、実際に訃報を聞くと愕然としたし、大きく報道された。 絵本では猫を登場させた作品が多い。報道では『100万回生きたねこ』が枕…

クレマチスの丘

晴れていい天気だったので、クレマチスの丘に家族で行ってきた。ここは、三島の隣、長泉町にあって富士の裾野の広々とした高原にスルガ銀行のオーナー(かどうかよく知らないが)が広大な敷地を所有していて美術館とかスポーツ施設とか銀行のデータセンター…

東京湾景

吉田修一の作品を読むのは『悪人』に続いて2作目になるが、何これすごいおもしろいじゃん。20数年前の自分が読んでいたら熱狂していただろうな。40過ぎた今読んでも十分熱くなった。『パーク・ライフ』のタイトルと装丁を見て村上春樹フォロワーみたいな感じ…

Happy Halloween!

spookyという形容詞がある。「薄気味の悪い; 幽霊が出る(ような)」といった意味だけど、この時期は、本来の意味を離れてハロウィーンに関する物事につける形容詞として使われることが目立つ。 Twitterで "Spotlight on spooky search trends http://goo.gl…

3冊読書

「本は三冊で読む」と松岡正剛氏が提唱して、それに基づいた商品展開をした書店があったという記事が数年前に新聞などに出たことがある。僕もそれに倣って3冊セットで本を紹介するブログ記事を書いたうっすらとした記憶があるが、いつどこで書いたのかもはや…

ジョニー・デップの代表作

ちょっと前に、ジョニー・デップが遅咲き云々と書いた夕刊紙か何かの記事を見て驚いて、Twitterに書いたらいくつか反応があって意を強くしたものだった。だからどうだというのではないが、今日、とっておいた映画の半券をスキャンしていたら、デップの主演作…

ノーベル文学賞

今年のノーベル文学賞は、ペルーのマリオ・バルガス=リョサ Mario Vargas Llosa が受賞。アルベルト・フジモリの1期目のときの大統領選挙で対抗馬だったんだよね。というより、どちらかというとバルガスリョサのほうが有力視されていたような記憶がある。な…

理論社の本でおすすめ3冊

理論社が民事再生法の適用を申請。売上高に匹敵する規模の借入金があったらやっぱ苦しいだろうなあ。仮に不動産とか持っていたとしても。Twitterで見て「えっ『指輪物語』の?」と一瞬思ったが、それは評論社だった。一般的には『チョコレート戦争』『兎の眼…

ノーベル医学生理学賞

昨日のニュースになるが、今年のノーベル医学生理学賞に英国のロバート・エドワーズ Robert Edwards 博士が選ばれたとの報道があった。体外受精技術の開発者。日本の皇室もお世話になっている(かもしれない)のだから喜ばしいことである(ウソ)。 ところで…

モレスキン攻勢

売上が前年同期比51%増と絶好調のダイヤモンド社は『もしドラえもんが高校野球のマネージャーだったら』(なんか違う?)の貢献度が大きいようだが、手帳本のエキスパートともいうべき辣腕編集者市川有人氏が手がけた『モレスキン「伝説のノート」活用術 』…

川は静かに流れ

久しぶりに翻訳ミステリーでも読もうと思って買ったのがジョン・ハート『川は静かに流れ』。評判は高いし、読みやすかったけど、なんか今の自分には合わなかったな。家族のあり方とか、愛情の向け方の描写が自分の実感からすごく遠いところにある。昔はそう…

辞書における新語など

広辞苑などの大きな辞典が改訂になるとき、一般向けの報道ではどんな新しい表現が項目として付け加わったかということに注目が集まりがちだ。ところがこれは制作側にしてみれば実はそれほど重要なポイントではない場合が多い。特に、今の辞書市場で主流とな…

文具店の(客の)危機

今日、以前カードホルダーを買った八重洲地下街の文具店に行こうとしたら、地下街は改装中で、目当ての店はなくなっていた。もしかしたらその区画の工事が終わったら復活するのかもしれないが、東京駅一帯が客単価を上げる方向にどんどん向かっていっている…

指摘する

最近、日本語の文章で「だれそれは…と指摘した」というフレーズが目につくことが多い。なぜ目につくかというと、自分の語感では「指摘する」というのは一般に/ある人にとって意識されていなかった事柄をほかの人が言葉によって明らかにする、という含みがあ…

アラン・シリトー

ちょっと前のことになるが、英国の作家アラン・シリトーAllan Sillitoeが亡くなった(現地時間では4月25日)。少し思い入れのある作家なので簡単に書いておきたい。 大学に入った頃、何の気なしに本屋で見つけた永川玲二訳の新潮文庫『土曜の夜と日曜の朝』…

環境ビジネス関連用語

環境ビジネスというより、排出権ビジネス関連というべきか。また黒木亮の著作から。『排出権商人』(2009講談社)より。ページ数は省略した。約物・大文字小文字は原文通りではない。一般的な語の、参考になりそうな訳語も拾った。 additionality 追加性 ASB…

その他ビジネス用語

フルアンダーライト full underwriteか? 「全額引受」という訳語がついている。「融資を満額実行することを請合うこと」(p. 157)と書いてあるが、もとの言語(すなわち英語)での品詞がわからない。underwrite自体は動詞として用いるのが普通。 インマルサ…

航空関係用語

characteristics 〈航空機の〉仕様、〈計器・部品・エンジンなどの〉情報、運行記録、整備記録など airworthy (形容詞)航空に適する、安全に飛べる(『コンサイス英和辞典』第13版による語義) certificate of airworthiness 耐空証明書 fleet 『コンサイ…

twitterの代わり

twitterに投稿できなかったのでこちらに。 Yahoo!辞書の英和に『新グローバル英和辞典』が入ってるのに今気づいた。前からだっけ。どの版だろう、と思って見てみた。著作権表示のページによると、(C) Sanseido Co.,Ltd. 2006 となっているけど、これは紙の版…

threaten

Google threatens to leave China after attacks on activists' e-mail という記事がワシントンポストに出ていて、この話題とその後の展開は日本語のニュースでも取り上げられているが、この見出しで用いられている動詞 threaten の用法には、学習者はちょっ…