z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リチャード・パワーズへのインタビュー

AERA English の7月号に「柴田元幸が聞く! 世界が見た村上春樹」という特集記事があったので買ってみた。相変わらず読むところの少ない雑誌だ。 で,その記事だけど,やっぱり柴田先生の翻訳論を聞いてるじゃないか。これじゃ「柴田とパワーズに聞く」じゃ…

単位の話

『ジョーアンドミー』というヤングアダルト向けの本を読んだ。コネチカット州の釣り好きの少年が,父親と同年代くらいの森林監視員と知り合って交流を深めていく話。エッセイというか思い出話だな。実にさわやかな感触。armchair angler としても楽しめる。…

eye dialect

一般には「視覚方言」という訳語が与えられ,「文学作品で標準的なつづり字ではなく,発音通りにつづったもので,話し手の無教養さなどを表すのに用いる」(小学館『プログレッシブ英和中辞典』)もののこと(この説明文はちょっとぎこちないけど)。 becaus…

翻訳家

勝ち組翻訳家,大森望さんの新刊を図書館で借りて読んだ。買うつもりだったんだけど,たまたま図書館にあったから買うの中止。ごめんなさい。特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話作者: 大森望出版社/メーカー: 研究社発売日: 2006/03/12メディア: …

教科書検定

「現在中学校で使われている教科書の約半数に誤りがある」というのがニュースになっている。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060510k0000e040049000c.html 誤りの例としては、漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さんの名前のふりがなを…

冠詞の使い方

今日の朝日新聞夕刊に,Sustainable Japan 2006 というイベントの広告が出ている。北川正恭の基調講演のほか,講演とパネルディスカッション,映像の上映というイベントで,こんなものいったい誰が行くのかと思うが,広告の言葉の使い方の面で気になった点が…

like fun

mixi のとある掲示板で「生徒が『よく売れる』という意味を含む英文を作るのに sell like fun なんて妙な表現を使うのでなんじゃらほいと思って調べたら,『ジーニアス』に出ていたのだった」といった趣旨の投稿があった。確かにぐぐってもほんの少数しかヒ…

セレブの現代史

最近,海野弘の著作が文庫や新書でよく目につく。単行本も出ていて,第何次かのブームといえるかもしれない。いや,ただのいわゆるマイブームか? おかげで文春新書の4月の新刊のうち2冊も買うはめになってしまった。まあファンとしてはうれしいことである…

誤植発見

物心ついてから,ゴールデンウィークや夏休みは新聞の休刊が多かったり雑誌が1週休みになったりするのがいやだったなー。ネット時代以降も同じで,なじみのサイトが休みの期間中は更新しなかったりするのでちょっとつまんないんだよね。というわけであんま…