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電子辞書の売上推移

もしかしたら表に出しちゃいけないものかもしれないので、指示があったりしたらすぐ消しますが。カシオ計算機が作った自社の電子辞書売上推移というのをどこかの大学生が作ったレポートの中で見たけど、台数ではここ2年ぐらいすでに下り坂(なお、カシオはこの分野でのシェアトップ)。単価が上がっているので売上は伸びているのだが。これはけっこう無視できない兆候なのでは。
しかも、カシオの事業の中では現時点で電子辞書がいちばんの稼ぎ頭なのだそうだ。学校の先生方を巻き込んで研究会などを開いたりして熱心なのもうなずける。危機感は持っているだろう。
でも飽和状態に達するのは意外と早いかも。先日の東京国際ブックフェアでもカシオのブースには展示品と社員ばっかり目立って、客の姿はまばらだったし。ほかの電子辞書メーカーは出展してたのかな?
おそらくワープロ専用機と同じ運命をたどることになると思うけど、そのあとどういうものが出てくるのかはわからない。ネットワーク上で引かせる辞書もブレイクしなさそうだ。