今日は何の日:7月7日

ハワイ併合

1898年7月7日、アメリカ合衆国第25代大統領のウィリアム・マッキンリー William McKinley(共和党)がニューランズ決議と呼ばれるハワイ併合決議案に署名しました。これによって、ハワイ王国を滅亡させて発足したハワイ共和国の主権がアメリカ合衆国に委譲され、1875年頃から着々と準備を進めてきた併合が現実のものとなりました。この決議案の前にハワイ併合条約が議会に上程されていましたが、批准に必要な票数に達しない可能性がありました。そこで、上下両院でそれぞれ過半数の賛成を獲得すれば有効になり、かつ効力としては違いのない「決議案」という手段が取られたものです。ニューランズとは、この決議案を起草した民主党の下院議員フランシス・ニューランズ Francis G. Newlands の名前です。8月12日にはマッキンリー大統領がハワイを準州として米国領に編入することを宣言します。

マッキンリー大統領の対外政策は、ヨーロッパとアメリカの相互不干渉を基本とするモンロー主義を大きく転換するものでした。ハワイ併合に先立つ1898年2月15日に勃発したメイン号爆沈事件を口実として、スペインに対して戦争を起こし(米西戦争)、海外進出を本格化させます。この戦争で太平洋地域ではフィリピンが主戦場となりましたが、その戦いを有利に導くためにもハワイを編入することが必要であったわけです。