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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

Google副社長

『村上式シンプル英語勉強法』は今日の朝日新聞に出ていた日販かどこかのランキングで1位,アマゾンの語学部門でもしばらく見るたび1位で驚くほど売れている。帯には「米Google副社長」とあって,日本法人の社長だというのはあまり売り文句にならないようだ。「自分をGoogle化する」とかいう意味不明なキャッチフレーズをつけた本もあったし,出版業界にとってグーグルは大いなる黒船でありながら,立ってる者は親でも使えみたいな感覚で金になるブランドとしてどんどん使っている。
さて,この本で紹介されている学習法の中で傾聴すべきは,語彙に関するところ。非ネイティヴとしては,活用語彙がまあ1万語あれば十分だろうとしている。で,それを覚えるのに,ちまちま単語帳とかでやるんじゃなくて,毎日その1万語に目を通すのがいい,というわけだ。これはしかし並大抵ではできないと思う。リストを見るだけでも大変だ。大学受験を経験した人なら,すでに3000から5000語ぐらいは語彙として持っているはずなので,それから差し引くと5000から7000語ということになるが。
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上 憲郎
447800580X
そういえば,この本で紹介されていた「英単語ピーナツほどおいしいものはない」のシリーズも書店で平積みになっている。これはコロケーション重視の本来は高校生向けの単語帳で,id:tmrowingさんもご推薦。現役受験生のときに知ってたらな,と思った。
英単語ピーナツほどおいしいものはない 金メダルコース
清水 かつぞー
4523251401