ぼくとねずみうみにもぐる

佐々木マキは,村上春樹と組んだ仕事などでも知られるイラストレーター・絵本作家・漫画家…なんて説明は必要ないか。
子供がまだ3歳になったぐらいのころに『ぼくとねずみのいそげ!じどうしゃ』というマンガ形式の絵本が近所の本屋にわりとたくさん置いてあった(といっても2冊ぐらい)ので買ってみたら,けっこう気に入ったようで,その後も折に触れて読むようにせがまれる。
で,ぼくとねずみの出会いを描いたらしいのがこの『ぼくとねずみ うみにもぐる』。
「ぼく」が海岸へ行ったら「ねずみ」(村上春樹の初期作品に出てくる「鼠」じゃないよ)が自作の潜水球で遊んでいて,空気を運ぶホースに穴が開いていたのを直してやって仲良くなり,一緒に潜水球に入って海に潜る。楽しく冒険していると,海草の林に入り込んでしまって動けなくなり,大ピンチ!さあどうする?
というところで,どうなったかというと……
結局は脱出できたんだけど,なぜ脱出できたかの種明かしのところでページをめくって大爆笑。ま,まさかそんなオチが待っていたとは。

「読んであげるなら3歳から じぶんで読むなら小学校初級むき」とあるけど,もっと上でも,というかもっと上のほうがおもしろく読めると思うなあ。