帰宅ラン・2回目

2回目の帰宅ランに挑戦しました。

友達からは、走るときの荷物を少なくするために2日かけて行うことを勧められました。つまり、初日の出勤時に着ていった服は会社に置いておいて最小限の荷物で走って帰り、翌日に服などを回収するというやり方です。試してみる価値はありそうですが、「最小限の荷物」を携行するためのバッグが今のところ今年の初めに買った揺れの大きなイマイチのウエストポーチしかないので、もっといいのを手に入れてからやってみることにして、1日で全部の荷物を持って帰ることにしました。

前回の反省を踏まえて今回は、通勤にもランニング用のシューズを履き、それに合わせてカジュアルなブルゾンとシャンブレー(今あまりこういう言い方はしないのかな)っぽいデニムのシャツにニットベスト、チノパンという服装です。今日は比較的暖かいので全体的に服も少なくて済みました。しかし会社のトイレで着替え、バックパックに詰めようとすると入りきらなくて焦りました。無理やり押し込みましたが。そして重さも、軽めとはいえ前回より季節も進んでいるので思った以上にずっしりと肩に食い込みます。家に帰ってから計るとやはり3kgを超えていました。

そして経路も、多少回り道になってもなるべく大きな道路を走ることにします。ふだんの鉄道での通勤経路に近いので、自分がどこにいるかをだいたい把握しながら走ることができるルートです。

そしてGPSウォッチの挙動も頭に入れたので、ボタンを押し間違えるということもありません。

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その結果、約11kmの道のりを1時間10分少々で走ることができました。やはり信号が多いのと、新宿駅周辺を抜けるのに人が多くて手こずるあたりはまだ工夫の余地がありそうです。

走行距離を延ばすための通勤ランですが、今年は(というか大会までは)たぶんこれで打ち止めです。揺れの少ないポーチを来週のどこかで入手できれば、友達の推奨する方法で再度挑戦するかもしれません。

腰痛への備えをどうするか

デイリーポータルZで先日公開された、自分にとっては衝撃的な記事があります。フルマラソンを走った翌日の話。未経験の者に相当な覚悟を要請する内容でした。というか恐怖。

dailyportalz.jp

最近読んだ『走りのサイエンス』によると、ランニング中に片足が地面に付く際に足の裏にかかる荷重は体重の約3倍。歩幅を90センチとすると、42.195kmでは約47,000歩かけることになり、体重60kgの場合は8,460,000kgすなわち8,460トンもの力がかかることになるわけです(計算合ってるかな?)。

かれこれ10年以上前からたびたび腰痛に悩まされていますが、ためしてガッテンで紹介された腰痛ストレッチを毎晩励行しているおかげか、ここ数年は痛みが出たとしても比較的軽いもので済んでいます(いや、そうでもないか……いずれにしても自然治癒に任せています)。でも、フルマラソンでの衝撃はこれまでにない強度になるはず。それに、寒い時期で痛みが出やすいというのもあります。腰痛に対する備えは万全を期しておかなければならないはずです。

www9.nhk.or.jp

以前通っていた上部頸椎カイロプラクティックの治療院で受けた説明では、上部頸椎(大ざっぱに言えば首の骨)に生じたゆがみを元に戻そうとして余分な力が働いた結果として腰痛が起こる場合が多いとのこと。この施術については賛否両論あるようですが、自分の場合は確かに効果があったし、こういった説明にも説得力を感じたので何回か通いました(上述の通りここ数年はあまり必要がなかったのでしばらく行っていません)。早めに予約しておいてまたお世話になるべきかもしれません。もちろんその前に、左右なるべく均等に力がかかるフォームを身につけるのが大事な予防策なのでしょうが……。

何を着るか

前回は保温性能の高いトラックスーツを着たら暑すぎたと書きましたが、この土日の朝はそのときに着ればよかったと思ったジャージの上下を着て走ったら寒すぎました。詳しく言うと、走っているうちに体温は当然上がってくるので体幹部分は問題ないのですが、腕から手先にかけては外気の影響が大きいせいか時間がたつにつれて冷たくなってくるのですね。手が思うように動かなくなるので、走り終わって着替えるときなんか難儀します。

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同じように、耳たぶも僕の場合は大きくて立っているという形状もあって、非常に冷たくなります。今日の場合はそれほどでもなかったけど冬場はいつもそれで悩みます。多少。寒くなるとニット帽をかぶりますが、それだと頭の方の温度が上がりすぎるようにも思います。イヤーマフとか使えばいいのかなあ。

runnetのサイトに重ね着スタイルの記事がありましたが、グローブをもう少し保温性能の高いものにして、上半身ももう少し暖かいものを着ることで当面は対処することにします。季節が進めば重ね着も検討する必要がありそうです。アームウォーマーという商品を買えば解決するような気もしますが。

runnet.jp

近年は春や秋がどんどん短くなってきている気がして、走っているときだけではなくてふだんの服装も体温調節が難しくなってきているように思います。家族も相次いで風邪を引きました。肩が凝るのであまり重い衣料は着たくないのですが、あまりカジュアルなものは仕事に着ていくのは気が引けるし、悩むところです。とはいってもドレスコードの厳しい職場ではないし、加齢とともに面の皮も厚くなってきているので、遠慮なくカジュアルアイテムを着ていく日も遠くないかもしれません。

new gear

前回「なんだか買うものがどんどん増えてきているような気もします」と書いて、結局その翌日に新しい靴を買ってしまいました。

ネットで検索してかっこよく見えたナイキのペガサス35かアンダーアーマーのホバーファントムあたりを念頭に、百貨店のスポーツ用品売場に行きました。実物を見るとペガサス35はあまりにもランニングシューズ然としていて職場に履いていくには向かないように思えたので選択肢から外し、アンダーアーマーはその店では扱っている様子がなかったので選択肢に入りませんでした(考えてみたらペガサス35はたまたま店頭に派手な色使いのものしか置いてなかっただけかも)。

選んだのはナイキのフリーラン2018という靴。黒1色なので普段履きにも使えそうというだけで手に取ったのですが、軽くてソールも柔らかいのにびっくり。フィット感もよかったので決めました。後で調べると、ベアフットランニング用として開発されたもののようで、今年からフォアフット走法で練習している自分にはちょうどよかったかもしれません。トレイルランにも使えそう。今のところその予定はありませんが。

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靴のほかに、靴下も同じナイキで黒とグレーを1足ずつ買っておきました。こちらはクッション性を重視する方がいいかと思って厚めのもの。

買った翌日の金曜朝に4km走り、日曜日の今日は14km走ってみました。コースはいつも走っている川沿いのジョギングコースです。靴下は日曜日にデビュー。

シューズ自体は快適でしたが、走ったコースのところどころに砂利道や落ち葉を敷き詰めたような箇所があり、そこでソールの穴に小石や枝が入ってしまうようです。これまではあまり気にしなかったのですが、この靴の特性からはまめに取り除いた方がいいかも。

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ソールの穴に小石がはさまってる

あと、今日は気温が低そうだと思って真冬に着ている保温性能の高いトラックスーツにしたら、まだそれほどの寒さではなかったようで、汗だくに。まだジャージの上下でよかったようです。靴下もちょっと温度が上がりすぎたように思えました。

道具もそろってきたので、本格的な冬に向けて充実したトレーニングができそうです。なんてね。

ところで、「道具」や「用具」を意味する英単語にgearやequipmentがありますが、どちらも不可算名詞で集合的に使うんですよね。その発想はなんかおもしろいと思います。

帰宅ラン初挑戦

ランニングをやっていてよかったことの一つに、長い距離を自力で移動できる達成感があると思います。10kmなんて、普通は電車で移動する距離ですが、それを(まあ時間はかかりますが)自分の足で行くわけです。自分で書いたHTMLファイルのリンクをクリックしたら外の世界につながったときの感動に近い気がします。というとちょっと大袈裟かな。

というわけで、いつかは通勤ランをやってみたいと思っていました。3.11のときに歩いて帰った道で、そのときはかなり時間がかかった記憶がありますが、調べたら片道10kmぐらいなので週末に走っている距離とあまり変わらない。これならそれほど無理なく取り組めそうだと思いました。

そして本日ついに帰宅ランを敢行。

準備

朝は普通に電車で出勤、帰りだけ走ります。着替えとかランニングシューズをどうするのがいいのか、検索したり自分でいろいろ考えたりしてみましたが、どう考えてもランニング用具を持って出勤して、朝身につけていたものを夜は持って帰ってくるしかない。そのために、トレッキング用のバックパックをアマゾンで買いました。容量20Lで大丈夫だろうと思って買ったのですが、段ボール箱を開けてみたら小さい……。靴を入れる前提なら、30Lぐらいにすべきでした。

手順

どこで着替えをするかが問題です。まあ会社のトイレを使えばいいのですが、ランニングウェア姿を同僚に見られるのも気恥ずかしいので、公衆トイレで着替えることにしました。ところが、目当ての場所に行ったら大の部屋がなかなか空かない。そこで近くのホテルのトイレを拝借しました。着替えを詰めるのに手間取ったので、長く待たせてしまった人がいました。すみません。

ルートはほぼ一直線なのですが、ふだん車で移動したりはしないので、特に都心部は未知の領域です。グーグルマップを頼りました。

感想・反省

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走り始めてまず思ったのが、「荷物が重い!」。服と靴、財布などあわせたら3キロ以上はあるでしょう(いや、もっとか?)。ストラップを胸と腰回りの2カ所で固定するつくりで、上下の揺れはそれほどでもなかったのですが、左右の揺れはかなり感じました。

そして、思った以上にスピードが出ない。これは歩行者に気を遣うからとかいった理由では全然なくて、背負う物が重いとそれだけで推進力がかなりそがれるんですね。地形の面で最初の方は上り坂が多かったのもありました。

大きな道路の歩道を主に使ったので、危険を感じる箇所は特にありませんでした。歩行者にとっては多少邪魔になったかもしれません。お許しください。

途中、信号で止まったときにGPSウォッチの操作を誤って、3km近く計測ができなかった区間がありました。エプソンWristableGPS SF-850というのを使っていますが、走っている最中に時刻が見れないし、操作の仕方全般が自分の直感に合わなくてしょっちゅう間違えるし、僕にはいま一つの買い物でした。

へとへとになって帰宅し、ビールを飲みました。冬物語350mLを1本。

というわけで、計測の失敗はいつかリベンジしたいと思っていますが、次に帰宅ランをするとき靴を履き替えなくていいように、通勤にも使える黒いランニングシューズを買っておくことにします。なんだか買うものがどんどん増えてきているような気もします……。

男が女を愛する時

木村東吉『ロング・ロング・トレイル』は産業編集センターから出ている「わたしの旅ブックス」というシリーズの1冊。著者のことはモデルとして認識していました。この本は「旅ランの先駆者でありアウトドアの達人でもある」と紹介される彼の現在の中心的な活動について、そこに至るまでの軌跡を含めていくつものエピソードを書き連ねたものです。

昔はこの人の著作を読むことがあろうとは想像もしませんでした。アウトドアライフとの接点などまったくできそうもなかったので。

ところが、不意に昔の自分でも興味を持てそうな記述が現れたのです。

それはカナダのアルゴンキン州立公園でのカヌーの旅について触れた章。

アビという鳥はカナダの国鳥で、その鳴き声にはトレモロ(警戒の声)、ヨーデル(警戒の声)、フート(家族への呼びかけ)、ウエイル(求愛の鳴き声)の4種類があるのだそうです。

ボクはその説明を聞きながら、ある歌を思い出し、ココロの中でなるほど、と頷いた。

その歌とは元S&Gのアーサー・ガーファンクルの「男が女を愛する時」だ。

この曲は多くのアーティストがカバーしているが、ガーファンクルのそれの前奏部分に、アビのウエイルの鳴き声が挿入されているのである。

ボクは何故、ラブソングの冒頭にコヨーテの鳴き声が入っているのか、それまでは理解できなかったが、あの遠吠えはコヨーテではなく、アビの求愛の鳴き声だったのだ。(同書p.130)

僕もこれを読んで初めて知りました。まあ、ラブソングだから動物の求愛の声を入れてみるというのはベタな発想かもしれませんが、パンフルートらしき笛の音とあわせてなかなか幻想的な仕上がりになっています……と思っていたところ、改めて調べるとパンフルートではなくジェレミー・スタイグのフルートだったようです。二重の衝撃を受けました。

この曲を収録したアルバムLeftyは学生時代に発売されてよく聴きました。スティーヴン・ビショップの曲が多く取り上げられていて、有名な曲ではSo Much in Loveや、ウェストサイド・ストーリーの挿入歌も入っています。佳作と呼ぶのがぴったり。

ランニング以外の運動

先週に引き続いて今週も日曜日はスプリント・インターバルトレーニングをしました。本当はゆっくりめに長距離を走ろうと思っていたのですが、二度寝して起き出すのが遅くなってしまったので時短のためインターバルを選択しました。先週は翌日の午後になって筋肉痛がひどくなってきたので、今回はストレッチをしっかりやるつもりです。

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筋肉痛が起こるまでに時間がかかるのは年齢のせいでしょうから仕方がありませんが、筋肉痛になること自体は普段使っていない筋肉を使った証拠なのでいいことなのでしょう。

使う筋肉ということでいえば、実はランニングだけでなく水泳にも時々取り組んでいます。中学に入って最初の夏休みに補習を受けてやっと25m泳げるようになったくらいで、昔から泳ぐのは苦手なのですが、夏の暑いときにも取り組める有酸素運動としては一番いいと思い、通勤経路にあるスポーツジムのプール会員になって定期的に泳ぐようにしました。先日退会して、今は区民プールに通っています。走るのと比べると骨格への衝撃が少ないのがいいんじゃないかと思っています。

走るのと同様に泳ぐのも、記録をつけておくと遅々とした歩みですがある程度は向上しているのがわかり、励みになります。地方出張の際にプールを併設したホテルに泊まって(たとえば姫路の日航ホテル)、人の少ない朝の時間帯に泳いだことがあります。地元のお年寄りが長時間ゆったり泳ぎ続けているのを見てかっこいいなと思い、いずれそういう風になりたいと思っていますが、それだと目標として遠すぎるし漠然としすぎている。当面は200mを続けて泳げるようにするのが目標です。今は50mで息も絶え絶え(しかもターンじゃなくて1回足をついて隣のレーンに移る)なので、これでも遙か遠い目標ですが……。