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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

東京でも蛍狩り!

先週の土曜日つまり5月27日のことです。新聞の朝刊に「光の舞 にぎわい少しずつ」と題する記事が載りました(朝日新聞首都圏版)。「東京にホタルが舞う季節がやってきた」で始まります。妻がこれを読んで思い立ち、その日の晩さっそく野川に行ってきました。

自宅からは鉄道とバスを乗り継いで、1時間ほどで都立野川公園の正面入口に着きます。芝生の空間をバイリンガル家族が駆け回っている脇の道を抜けてしばらく行くと、野川の細い流れに沿った遊歩道に行き着きました。

空はまだ明るい時間帯でしたが、流れのあたりはやや暗く、おそらくコウモリが飛び交っていました。そして、ホタルが青白い光を点滅させながら飛ぶのもすぐにわかりました。

最初は2、3匹かな?と思いましたが、流れに沿って歩いていくとそれどころではなくたくさんいて、数を数えるのは途中であきらめました。
(なお、チョウなどと同様にホタルも専門的には1頭、2頭と数えるのだそうです。)

スマホで写そうとしてみましたが、肉眼でははっきり見えるのに、カメラでは露出時間を長くするとかしないと全然とらえられないんですよね。

妻が撮った写真にはホタルの光が写っていた

蛍狩りに来ている人もたくさんいて、同じ新聞記事を読んで来たらしい会話も聞こえました。子供連れの家族もいて、自分なら川に落ちないか気が気じゃないだろうなとか余計な心配まで。しかしデリケートであろうホタルにとって大事な繁殖の機会なのに、平気でスマホをぴかぴか光らせている人たちが多かったのは気になりました。注意している人もいましたが。

それにしても、23区外の多摩地区とはいえ東京で、こんなにたくさんのホタルが観察できるのは貴重なことです。少しずつホタルの数は増えてきているそうですが、その流れを大事にしたいものです。