先ほど、東京オリンピック・パラリンピックは1年程度延期することでIOC会長と安倍首相が合意したという速報が流れました。
いっそ中止にしてほしかった、というのが正直なところ。1年程度でCOVID-19が終息しているかどうかは見通せないでしょう。その間にもオリンピック準備にリソースを割かれ続けるわけですよね。ウイルス感染症対策もさることながら、震災からの復興もまだ道半ばとしかいえないのに、国と東京都の財政は大丈夫なのでしょうか。
そういえば、冒頭の報道もなぜか首相が決定に関わったことをさも当然のように伝えていますが、契約の当事者はあくまでも開催都市であるという建前はどこに行っちゃったんでしょう。
中止という発表を期待して、この3連休に「幻の東京2020オリンピック」の記念写真をいくつか撮りました。1年延期されても「TOKYO 2020」という愛称は使い続けるとのこと(この発表は小池都知事)。そうですか……。とすると、「幻の」ではなくなってしまいますね。またしても現実が虚構新聞を後追いする事態になりました。
【速報】新型肺炎の感染拡大を受け、政府は2020年を1年延長すると決めた。東京五輪は予定通り2020年開催、時期は19月を軸に調整する見込み。(虚構新聞社/21:15発表)
— 虚構新聞速報/編集部便り (@kyoko_np) 2020年3月24日
でも、杉並区がそこそこ費用をかけて整備したビーチバレー場にイタリアチームがこの夏やってくることはさすがにないでしょう。来年また改めて呼ぶんでしょうか。
購入したチケットの行方も気になります。組織委員会は払い戻しを行うつもりはないようですから、1年先に振り替えるという方法が有力でしょうか。近代五種を家族4人分確保したのですが、長男がそのときに東京にいるかどうかは不明です。払い戻してもらえればありがたいのですが……。
いやーそれにしても都市博の亡霊にはいつまで祟られるのでしょうか。青島幸男も草葉の陰で驚いていることでしょう。