小池都知事がなるべく外出しないよう都民に呼びかけたことで、この週末は出歩く人がすっかり減ったことがニュースでも大きく取り上げられました。
「不要不急の外出」という、具体的な基準を明らかにしない言い方を今回も採用したので、何がそれに当たるのか戸惑う人もけっこういるようです。「バナナはおやつに入りますか」式の議論ですね。
自主隔離という行動の主眼は、自分がウイルスを保持している可能性を念頭に置いて、それを他の人にうつさないことにあるわけですから、第一義的には飛沫感染の危険を生じさせるかどうかが判断基準になるものと理解しています。
マレーシアでジョギング禁止令に背いて逮捕された中に日本人が多かったという報道が話題になりました。イタリアではジョギングどころか散歩も禁止だそうです。地域の事情には合わせなければなりませんが、ジョギングという行動を一律に禁止してしまうのはやりすぎだと思います。
こういう疑問を持つ人がいるのはあいまいな日本だけの現象ではなく、Stravaでもこれに関する記事が発表されています。
blog.strava.comかくいう自分は、大雪が降る前にと思って今日の昼にジョギングしました。走るとき他の人とはかなりの距離を置くわけだし、ロックダウン下にある都市でもジョギングのような低強度の運動は許容しているところが多いので、問題ないと判断しました。
しかし、今日の東京のように最高気温20度を超す陽気では、かなり汗をかきます。ウェアが吸収するので、汗が垂れるというほどではなかったのですが、この先もっと暖かくなると、気温の高い時間帯に走るのは遠慮するのが無難でしょうね。早朝でも汗をかくような気候になるのもすぐでしょう。
そうなったらどんな運動をすればいいでしょう。公共のプールも再開はしばらく望み薄でしょうし。スクワット、階段の昇り降り……。うーん、どれも補完的な運動という感じですね。本命は、今は持ってないけど自転車かなあ。