以前自分が書いた記事をふと思い出して id:zokkon:20050330#p1 読み返してみたが,どこをどう直すつもりだったのか忘れてしまった。
連想したのが,松本道弘著『自分の英語辞書をつくる』(研究社)。これは読まないでいい本だけど賑やかしではまぞうでのアサマシリンクを張っておくが,アマゾンのカスタマーレビューの酷評が当てはまる。熱海だかどっかに1週間ぐらい籠って書き飛ばしたと思われる本で,「自分の英語辞書を作りたい」と思っている人にとってはまったく役に立たない。そもそも一利用者が自分の辞書を作ろうなどと考えるべきではなく,必要なところに書き込みをしていけばそれでいいんじゃないだろうか。今ならブログに書いてライブドア辞書(小学館の『プログレッシブ英和中辞典』第4版のデータを使用)にトラックバックを送っておくとか。そうすると,後でもう一度その語を調べたときに,自分が書いた記事をまた思い出して復習もできるし。ぜひ高校生にも勧めたい。ただしこの手のサービスは提供者が突然URLを変更したり,中身に使われている辞書が急に変わったりという危険が常につきまとうんだよな。それを防ぐためには自分で辞書を作るのが一番……という具合にループしてしまう罠。
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辞書を学習の道具にする方法として,本当に役に立つのは磐崎弘貞『英語辞書力を鍛える』の方。
- 作者: 磐崎弘貞
- 出版社/メーカー: DHC
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