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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

横浜マラソンの視察を兼ねて赤レンガ倉庫へ

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いや、マラソンの視察というのはウソですが。

7月31日、横浜の赤レンガ倉庫にあるライヴレストラン Motion Blue Yokohama に行ってきました。ラテンジャズユニット、RISABROSO が初めてこの店(一瞬「ハコ」と書こうかと思いましたが、こういう業界人っぽい言い方はちょっと気恥ずかしい)で演奏するというので。

ちょっと前に夢を見て、たぶん妻と思われる女性に「あれはドラムじゃなくて、ティンバレスというの。ラテンパーカッション。シーラEが演奏してたじゃん」と偉そうに講釈を垂れる場面をなぜか鮮明に覚えているのですが、あれはこのライヴを見に行けというお告げだったのでしょうか。1人で行ったので誰かに講釈を垂れるチャンスはなかったのですが。ちなみに夢ではパーカッション奏者がもう1人いて全部で3人だった気がしますが、何の楽器だったかは忘れてしまいました。

RISABROSO は、トランペットの松木理三郎をリーダーに、コンガ荒川"B"琢哉、ティンバレス曽山美穂、ピアノ野口茜、ベース荻野哲史という5人組(敬称略)。松木くんは数々のビッグバンドや自身のユニットなどで活躍中。艶やかな音色、豊かな音量にはいつもほれぼれしてしまいます。

浴衣で入場するとオリジナルカクテルが1杯もらえる YUKATA de JAZZ という催しをやっている期間だからなのか、「日本のメロディをお届けする」と銘打ってのライヴでした。といっても「オレオ」とかチック・コリアのトリッキーなテーマの曲とかも普通にやっていましたが。日本のメロディらしいのは「大岡越前のテーマ」「見上げてごらん夜の星を」ぐらいかな。ステージ上の女性お二人は浴衣でした。

亡父がテレビの歌番組を見てるとき「見上げてごらん夜の星を」でよく涙ぐんでいたことを思い出して、自分もちょっと涙ぐみそうになりました。でもこのバンドの本領はキレのいい音でぐいぐいくるところだと思います。どの曲だったか忘れてしまいましたが、ピアノの野口茜さんがソロ終盤で立ち上がったところが個人的なハイライトでした。

アンコールのスティーヴィー・ワンダー Do I Do では、ふだん撮影禁止のモーションブルーなのに特別に許可が出たそうで、写真も撮ってみました。

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Do I Do

「こんなハコで演奏できるのは最後かもしれません」なんて言っていましたが、そんなことないでしょう! また見たいです。