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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

ルースターズ1985

ルースターズボックス,全部聴き終えるのにどれくらい時間がかかるんだろう。あんまりこればっかり聴いてると妻に嫌がられるから長く聴けないのが問題なんだよな。
今日はDVDで高知グリーンホールでのライブを見た。1985年2月14日,自分もその場にいたので思い入れも格別。大江のしゃくりあげるような声が印象的だが調子は非常に悪い。そういえば白いシャツに黒い革のパンツだったんだよな。ほかのメンバーの服装は全然憶えていなかった。
ボックスに付属のブックレットで山名昇は「戸惑う観客,だが最後はお約束に忠実にアンコールを求めてステージに押し寄せる」みたいなことを書いていて,もし自分がその中に映ってたらいやだなと思って,見るのが恐かったが,カメラは1台だけで客席は映ってなかった。「アンコール,アンコール」という大合唱は聞こえた。
ステージは4部ぐらいで構成されていて,φと DIS から大江ボーカルで4曲のあと,花田ボーカルで3曲,そのあと大江が再登場してストーンズなど先達のブルーズ〜ロックンロールを数曲(Little Red Rooster,Do the Boogie,Walkin' the Dog,キャデラック,Under My Thumb)のあと,ルースターズ中期のナンバーで締める,という感じ。
改めて見るとかなりつらい。よくこんなコンディションでやったものだ,という感じ。大江がスタッフに抱きかかえられるようにして退場したシーンがあったように記憶していたが,確認できなかった(家事をしながらで,全部ちゃんと見たわけじゃないので)。ただ Femme Fatale での花田の繊細なギターは救いだった。