z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

G4

ジーニアスのへぼい用例

一昨日の例のほかに,ジーニアスの第4版で修正がなされているものの不十分な箇所がある。これは誤りとはいえないが,読者に対しては不親切であり,辞書の記述としては改めるべき箇所ではないかと個人的に感じる部分。 comprise の項,他動詞の語義1と2に,そ…

ジーニアスがこっそり例文を直していた

某所で beginning という名詞の用法について話題になったので,『ジーニアス英和辞典』を見てみた。すると,問題の箇所ではなく用例に変なのがあった(2005年4月1日発行の第5刷)。語義2の2番目の用例。 The company started from 〜s. その会社は小さいもの…

G4問題点(4)

コンピュータ関係の用語のレーベルに少し疑問がある。(商標)というレーベルがついているけど,それが適当なのかどうかぼくには分からないものがいくつかある。規格[プロトコル]が「商標」というのは抵抗がある。実際のところどうなんだろう。 gopher HTM…

G4問題点(3)

woman の項がちょっとおかしい。 語義1a)があって1b)がない(数字は丸囲み)。第3版では1bを[形容詞的に]として別に立ててあったのだが,今回の改訂でその用例を含めて語義を1つにまとめた。その際にaを取り忘れた単純ミス。しかしこれはただaを取ればすむ…

G4問題点(2)

気づいた点を少しずつ挙げていく。 eye dialect 発音つづり[視覚方言]はあまり拾うつもりがなかったらしく,下記の項目は記載なし。 da (= the) dis (= this) li'l (= little) kinda, kinder はあるが,sorta, sorter^2 はなし。 shoulda(「非標準」と…

G4問題点(1)

『ジーニアス英和辞典第4版』が届いた。まえがきは南出康世先生。小西友七先生の逝去についても付記されている。ぱらぱら見ているが,重要語のフォントがやけに大きいなあ。ちょっと不恰好。 気になったのは助動詞 can の項の記述。語義2の注記。 (1) 感覚・…