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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

慣れない場所で走る

平日の朝には走れる時間が限られているので、必然的にコースもその時間内に最大限の距離を稼げる走路を選ぶことになり、いつもだいたい同じところを走ることになります。そうすると、どうしても飽きが来てしまうのですね。

数字をもっと精密に測定して、向上するようにがんばるという方法もあると思いますが、そこまでするものではない気もします。

道路や河川の工事が思いがけず進行していたりして多少目先が変わるということはありますが、そんな機会は少ないわけで、手っ取り早いのは新しいコースを開拓することでしょう。

この土日は、杉並区を流れる川の中でまだ走ったことのなかった妙正寺川まで行ってみることにしました。土曜日は途中迷ったりして行き着けなかったので日曜に再挑戦。

といっても、走ったのは中野区内です。平和の森公園のやや上流あたりから哲学堂公園まで、1kmぐらいの区間でした。

どんな場所かなーと多少期待した部分はあったのですが、いざ走ってみると水面が遠い、コンクリートの擁壁に固められた都会の普通の中小河川でした。臭いも少し気になるし……。比較すると善福寺川中流域が一番きれいかな。

哲学堂公園は、ジョギングコースの口コミみたいなサイトを見ると、この世ならざるものが出るという噂がささやかれており、多少びびりながら走ってみました。僕自身は霊感みたいなものはまったくなくて、先日夜遅くに中年男性3人で歩いていて地蔵堂のそばで「あそこに子供が立ってるの見えませんか?」と言われたとき何も見えず気配も感じなかったタイプなのですが、公園の中の木立がけっこう深くて、光が遮られて暗いので、不気味さはちょっと感じました。今度30kmを走るときにもう一度行こうかな、どうしようかな、という感じです。

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左手方面が哲学堂公園の深い木立

夏場に長く走るためには、とりあえず自宅から遠くまで行ってみるという手が使えることがわかりました。戻らなきゃいけないわけですからね。

それに、慣れないコースを走るときは、周囲からの情報を受け止めるためにふだん以上に注意力を必要とします。そこから得られる刺激は予想外に大きいことを認識しました。それが楽しさにつながるわけですね。次は渋谷区を攻めてみようと思っています。