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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2度目の30km走は杉並区の水辺で

3連休の最終日の昨日、フルマラソンからあまり時間をおかずに長距離を走って脚力向上につなげるというのを実践してみました。

コースは杉並区南部をぐるりと回る、神田川玉川上水善福寺川という3つの水系を楽しむコースです。

年末に初めて30kmを走ったときの反省を生かしたコース設定と走りの内容をめざしました。

反省点

内容としては、積極的に坂を選んだせいか、前回よりも早く21km近辺で失速し始め、非常に苦しんでようやく30kmを走り切りました。3時間10分足らずでした。これくらいが今の実力なのでしょう。失速のきっかけは歩道橋の上り下りだったようです。やはり後半にアップダウンのあるコースに挑むにはもう一段スタミナを向上させる必要がありそうです。

気温が10度に届かない寒い日だったので、持参したゼリーを開けようと思ったら手がかじかんでうまく動かなくて、補給できなかったのは誤算でした。あと、擦れる部分にワセリンを塗り忘れたのはダメ。

コース解説

杉並区は東京23区にあって水と緑に恵まれている地域で、今回のように30kmの大部分を水辺に設定することができます。もちろん、そこに流れているのが清流とは限りませんが……。

丸ノ内線中野富士見町付近から井の頭線富士見ヶ丘あたりまでは神田川沿いを走ります。この区間が今回の中では信号の数が一番多い地帯かもしれません。工事中で迂回を余儀なくされた箇所もあります。夏は虫が多いという印象がありますが、今の季節なら水辺感を楽しんで走ることができます。

富士見ヶ丘中学のあたりで南下すると、玉川上水緑道に突き当たります。この道を井の頭公園あたりまで走ります。今は隣を走る車道の整備中で交通量も少ないのですが、完成して車が増えると排気ガスが気になるかもしれません。先ほど水辺と書きましたが、玉川上水の流れはかなり低い位置にあるのでほとんど見えません。

あと、この道路の杉並区内はコンクリートが固くて、脚への衝撃がけっこう大きいように思います。もう少しクッションのいい素材にならないものでしょうか。三鷹市内に入ると、未舗装の土の道になるので柔らかく、走りやすいです。

井の頭公園内で神田川の源流に接近するので、反転してそちらに向かいます。京王井の頭線井の頭公園駅あたりで神田川に別れを告げて、今度は善福寺川の源流を目指します。このあたりは水の流れのない区間ですが、道がまっすぐで歩道も広いところが多く、走りやすいと思います。

東京女子大の脇を抜けると善福寺川の源流、遅野井の滝がある善福寺公園に来ます。ここから中野富士見町近くの神田川との合流点まで10kmです。なぜわかるかというと、ジョギングコースの標識が断続的に設置されているからです。そこまで行っても30kmには達しないので、途中で寄り道をしたりする必要はあります。

そしてこの善福寺川ジョギングコース、いくつか問題点があります。

一つは、環八の越え方。コースの距離をどう測っているのかは知りませんが、善福寺川と環八が交わる地点には信号も横断歩道もなく、あるのは歩道橋です。その旨明示したほうがいいと思います。ジョギングコースを整備した時点では歩道橋を渡るのが常識だったのでしょうか。

もう一つ、荻窪近辺の川沿いの歩道は狭い地帯が多く、中には1人が通るぐらいの幅しかないところもあります。初めて通ったときには恐怖を覚えたほどです。そしてそれがけっこう長くて、2kmぐらいにわたるのです。これはどうにかしてほしい。共産党区議団に陳情してみようかしら。

そうした問題点を除けば、信号も少ないし緑も多いので全般的にはいいコースだと思います。月に1回程度はこれぐらいの距離を走ってみたいと思います。