オホーツク網走マラソンが今年は現地開催をあきらめ、スマホアプリを使ってオンラインで開催されることになったのを今日知りました。
「オホーツク網走マラソン2020 on the web by TATTA RUN」という名称だそうです。
名古屋ウィメンズマラソンのときにオンラインマラソンなるものの存在を初めて認知しましたが、そのときに感じた違和感はまだ消えていません。
でも、2週間のうちに細切れでもいいけどとにかく合計42.195km走れば(スマホアプリに記録すれば)完走したことになって記念品までもらえるという仕組みには心がちょっと動きます。14kmずつ3回走ればいいわけですから、そんなに無理なく完走できるでしょう。
ただ、もともと今年はどの大会にも出ない予定だったし、現地のコースを一度も体験したことがないのにオンラインで走ったつもりになるのもやっぱり変な気がするので、エントリーはやっぱり遠慮します。
出場したことのある大会がオンライン開催になったとして、どれに出たいか考えてみました。
館山若潮マラソン、掛川新茶マラソン、横浜マラソン、どれももう1回出て記録を伸ばせるなら伸ばしたい大会です。館山と掛川は長い坂、急な坂に特徴があるので、オンラインなら「獲得標高差」という要素を必須にしたいところです。そうはいってもふだん走っているコースであの坂を擬似的にでも再現するのは難しいのですが……。横浜の高速道路の開放感も再現不能です。
そう思うと、現地に行って実地に体験すること、そして同じ空気を多くの人と共有することがいかに貴重だったかを実感します。早く取り戻したいものですが、それにはウイルスが世代を経て弱毒化するのを待つしかないのかもしれません。